Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編503.読谷村座喜味城趾へ

2021年11月19日 | field work

 

 実は、今回ダイビングの他にどうしても沖縄に行かざるを得ない仕事があった。それは来年1月締切の学術論文のための資料収集だった。執筆スケジュールからすればこの時期がタイムリミットだったのである。

 先ず県立図書館では座喜味城の遺構出土品などの資料を探す必要があったし、現地を訪れていないのでダイビングの日程を1日削減してフィールド調査へ出かけることにした。

 次いで座喜味城趾のフィールド調査である。まだ私は、実物をみていないから実物をみないことには、なにも始まらない。昼に那覇空港に着けば午後には座喜味城跡へゆけると考えていた。しかし路線バスしかない沖縄にあって、現地発最終バスが16時では到底無理であることがわかった。それにWEBサイトには、正確なアクセスが書かれていなかったのである。

 例によって朝早く眼が覚め時間をもてあましながら、旭橋のバスターミナルへでかけた。バス会社のオフィスで行き方を尋ねたら58号線沿いを走るバスは本数が多いので喜名で下車すればよいことがわかった。あとは喜名から炎天下を30分以上の道のりを歩く覚悟で出かけた。

 喜名のバス停を降り座喜味城趾へ向かおうとすると木陰にタクシーが1台停まっているではないか。これに乗れたのは正解であり、途中道が複雑で坂道だった。そして帰りにタクシーを呼びたいといったら会社の名刺をくれた。これで時間を気にすることなく見学できた。

 座喜味城趾の城壁に登り、緑濃い大地や沖縄の海を眺めつつ中世の琉球人達は、この高台から何をみていたのか。海外交易が盛んだったから外来船か・・・。ふと城趾内をみると建築化の手がかりを発見。やはり実際に訪れてよかった。

 昼近くなるが近所に飯屋はない。資料館の人が、おそば屋さんならありますと気遣ってくれたが、ここは那覇に帰って食べよう。タクシーをよんだら4分で迎えにゆくという。帰りのバス停で下ろしてもらい、直後にバスが来た。だから沖縄の炎天下を歩かなくてすんだ。

 那覇に着き、早速A&Wへ駆け込み遅い昼飯にありついた。そのときのハンバーガーとルートビアに、最初の仕事が終わった幸せを感じていた。

 もちろん撮影機材α6000で原稿用撮影をしたが、やはりiPhon7が大変便利だ。これほど便利ならデジタル一眼レフなんかやめてiPhon13proに買い換えよう。

 一々リュックから機材を取り出すより、ポケットからシュッと取り出す方が使い勝手が大変よい。シャッターチャンスは歩くほどに様々な風景に遭遇し沢山ある。それに撮影済画像は自宅のMac icloudへ勝手にへ送られており相性が抜群に良い。色の渋さはphotoshopでいかようにも変えられる。多分次の沖縄の調査ではiPhon13proが活躍するだろう。

 

沖縄県立図書館、読谷村

iPhon7

1)ISO32,焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/24

2)ISO20,焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/3195

3)ISO20,焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/5698

4)ISO20,焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/3690

5)ISO20,焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/172

コメント
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