Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング547. 小説:小樽の翆475.カソリックの世界だからねぇー・・・

2021年11月26日 | Sensual novel

 

リュウ君の話の続き・・・

ところでVigyとの仲は順調に盛り上がったのかい。

リュウ「それが言葉の問題があるズラ。だから少なくとも僕は10回ぐらい、彼女にフラれた」

リュウ「田舎の人だから、純朴なんだけど、それだけに少し難しいことを頼むとだめなんだズラ。そうなるVigyは『サヨナラ』といって離れてゆこうとするんだ。俺も、なんだお終いかと思ってあきらめかけていたら、夜に長々とチャットが来るズラ。それがこれ・・・

さようなら...それは神の意志でもあります。
さようなら。
私をブロックします。
さようなら。
神に満足しなさい。
私は、ただ助けたい。
あなたが私を信頼できないなら誰かを見つけなさい。
私は、あなたに良い人を見つけてほしい...あなたを愛して。
さよならを言う..神が
私は、あなたに幸せになって欲しい。
私は、神に満足している。
私に腹を立てないでください、
私は一人ですが私は飲みます
あなたが私をブロックしても大丈夫です。
これが私です
怒ってチャットしないでください。私は私をブロックしました・・・』

・・・なんかやけ酒を飲んでいるみたいなんだ。それが朝まで続くんだよ」

「それでぇー・・・」

リュウ「翌朝、おはようのチャットをうったら、おはようだってさ!。それで神に感謝だってさ。サヨナラは、また明日の意味なんだ

「つまりgoodbyが口癖ズラ。難しいことに遭遇しすると、もういやになってサヨナラ!。まあ忍耐がないこと」

リュウ「そうだよ、フィリピーナって感情の起伏が日本人よりは激しいわけね。フッときれて、またすぐに復活する・・・」

「復活って、神の概念だよ。」

リュウ「彼女たちの世界は、復活が好きなんだな」

「だって、カソリックの世界だからねぇー・・・・」

リュウ君の話は続く・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする