青森のリュウ君が、インボの治療のために小樽にやってきた。
寒い時でも行動的なのは青森の人だ。それで病院の帰りにナンタルのカフェで・・・。
「治療は?」
リュウ「最近、改善したんです。処方薬が効いたから・・・」
「それは朗報じゃん!。今の奧さんとのなれそめは!?。あれっ!、奥さんの名前は?」
リュウ「上さんはVigi というんです。これ当時の写真」
「あら!、すねが長いねぇー」
リュウ「日本人より長いズラ。外国人の骨格に近いから。これが歳をとると太るんですよ・・・・」
「でっ、慣れ覚めは?」
リュウ「僕はエンジニアだから仕事でフィリピンにゆくじゃないですか。マニラ郊外の小さな村で橋をつくっていたんですよ。円借款事業ね。その頃、フィリピン人がアルバイトで仕事場に来るんですよ。それで私が一寸いい感じだなって思っていた少し年配の給食のお姉さんがいたわけ。それでFBのお友達にしたら、積極的にメッセンジャーを使ってメールが来るんですよ」
「アタックが盛んなんだね」
リュウ「だって僕は独身だったでしよう。フィリピーナからはもてたですよ。こんなの初めての経験ですよ」
「だってフィリピーナは、英語ができるから会話しやすいよね」
リュウ「そうなの。それまで僕って日本じゃ日本の女子からは興味の対象外だったんです。だって作業服ぐらいしか持ってないから格好が悪いズラ。日本の女の子を口説いたこともあったけど、ウザい!って嫌われました。これって致命的ですよ!。だからいい年しても嫁さんに出会う機会が日本ではなかったです。それがフィリピンに来たら男が口説かれるんですよ。それってすっごく愉しかった」
「女が余っている、というわけだ」
リュウ「そう!、日本の男性を捕まえたら、彼女たちは出世もんですよ」
「それで・・・」
リュウ「それでデートをして、デートといったって最初からセックスですよ!。でも彼女は、フィリピンの大学をてでいるんですよ。それで給食のお姉さんじゃ、こりゃよほど仕事がないんだなと思っていたわけ」
「それでつきあいだしたんだ」
リュウ「結局最後は日本に連れてきて嫁さんにしています。今娘が一人います」
「何でフィリピンの女の子は、そんなに積極的なの?」
リュウ「それは簡単な話。実家に送金したいんですよ、家族や村のつきあいを何よりも大切にする人達なんです。そのために身体張って頑張る、ウン!、少し違うかなぁー・・・」
リュウ君の話は、面白そうだ。
もっと聞いてみよう。