翠の生活につきあうと見事に生活時間が不規則になり、アチキの望むライフスタイルになる。
翠は夜勤だし、アチキは夜なべ仕事だし、寝る前にピンと張り詰めた冷たい空気を吸いながら肺の中にフレッシュエアを取り込もう。その思いつきは素晴らしかったが、朝焼けの海岸を眺めていると、やはり身体はジワジワと冷えてきて。だから朝焼けの情景を記憶に留めながら家に帰る。
今は昼間が短いので日の出も7時ぐらいだから、家に帰ると真っ先に風呂にお湯を入れ、身体を温めよう。そうしていると程なく翠が帰ってきた。翠はジャストタイミングと入れ替わりに風呂に飛び込んだ。
さて作り置きしていた石狩鍋でも温めようか。ご飯はタイマーセットで炊けているから、炬燵にコンロをだして、鍋、鍋。
それに熱燗の朝酒も美味だ。
雪国の冬は、先ず温かいものを食べるところから寒さと疲労回復をはかる。
ひとしきり食べると、翠が眠いといいだした。もちろん夜なべ仕事のアチキも眠い。
そのまま翠を抱えて布団に潜り込む。
暖まった体が程なく冷たい布団を体温に近づけてくれる。
翠「うふふ、アチキの身体が温かい」
「さっきまで朝の散歩をしていたから、実は冷えていたんだ」
そういって翠の細い腰を後ろから抱きかかえて二つの身体がピタッと張り付いている感じ・・・。
翠「だよね。そういって翠の細い指がインナーの後ろから滑り込んでくる」
しなっているペニスを握りながら・・・
翠「どれどれ坊や元気かなぁー・・・」
ほどよくスケベなところが、アチキも翠を気に入っている。
「どこで、これの握り方を覚えるんだい?」
翠「看護学校の夕方のお茶会で盛り上がっている時かなぁー」
「だって、その前にマサヒロ君を産んでいるじゃない!」
翠「あっそっか・・。あれって何も知らないときに、一発やることだけに関心があったからなぁー、アウッ、感じるよ!・・・」
翠のクリトリスを撫でていると次第に潤ってくる。
翠の骨盤を抱えながら、横になりながら後ろから翠の膣に入れてしまおう。
翠「あああーっ、あああっ、・・・いい、いい、ウッ、ウッ、ウッ・・・・」
経産婦の膣は少し緩いけど、燃え上がり方は早いのだ。
そこが若い未亡人としているみたいで、心地よいのだ。
そのまま翠の中に射精して、翠を抱えながら、待っていたかのように睡魔が襲い二人で寝込んでしまった。寝たいだけ寝ていよう。それが冬の一番心地よい過ごし方だ。
寝たいだけ寝る、やりたいだけやる・・・。
・・・
朝風呂、朝酒、朝鍋で心地よい眠りにつく。昼暖かくなってきた頃眼が覚めるのだろう。
そんな小樽のいつもの正月である。