Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fisheye54. フード、軽石、視聴回数

2022年01月17日 | diving

 

  一ヶ月前は夏の日差しで日焼けした位なのに、11月の初めの沖縄の海に夏の気配はない。冬のない沖縄だから秋といってよい。この一ヶ月の間に水温は下がり、5mmのスーツとフードが必要になるほどに、季節は大きく変わる。

 人間は頭から7割の熱を放出するので、フードさえかぶれば、この時期の水の冷たさから解放される。

 慶良間諸島に向かうボートは、2〜3m程の波に翻弄されながらうなりを立てている。

 慶良間諸島の沖合で停泊していると、福徳岡の場の海底火山の噴火による軽石の列がボートの脇を流れてゆく。拾ってみたものの石に変わりはなく、こんなのが都会人の話題になるのだろうか。もちろん映像にすら撮っていない。軽いし、昔は銭湯にもっていって身体をこすったかなぁー。

 軽石は、海面に浮かんでいる間に、海藻類や藻が付着し、そしてエビなどが棲み着き、やがてサンゴが付着すると重くなって海底に沈んでゆく。自然の摂理なのである。

 YouTubeの映像アップも見終わると次は、他人の画像のアップなのだが、今日はようやく私の映像だけのアップになった。やはり数がものをいう世界のようだ。視聴回数は私しか見ないという寂しさだが、当面これでよしとしよう。

 そもそもダイビング画像で1万回を超える映像を、私は見たことがない。水中という異環境ではあるが、どんなに映像に注力してもストーリー性があるわけではないので、大方は見飽きるのだろう。

Fisheye54

 

沖縄県慶良間諸島

Gopro7+水中ハウジング+INON魚眼レンズ

コメント
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