Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

iPhon Style1. ハンドリングの良さ

2022年01月31日 | Kyoto city

 

 昨年末iPhone13proを調達した。これまでのiPhone7が容量不足なので買い換え時だ。

 この機種にしたのはカメラ機能が充実しているから。なにしろ超広角から望遠まで組み込まれ、画面上を指でなぞるだけだでシームレスに画角が変化し、3倍デジタルズームで231mmまで使える。だから撮影機材のような複雑な設定やレンズ交換も不要であり、画素数は1,200万画素と相変わらずの低画素というのも素晴らしい。低画素ほど夜に強く、夜用プログラムも加わった。そして撮影画像はphotoshopで修正するのが必須なので、こちらとしては申し分ない。

使用スペックは以下

・超広角カメラ:35mm版換算 約13mm F1.8
・広角カメラ:35mm版換算 約26mm F1.5
・望遠カメラ:35mm版換算 約77mm F2.8

3倍のデジタルズーム、2cmのマクロ撮影・・・

 画素数をそのままにしセンサーサイズを大きくした。これは正解である。こんな撮影機材を使い出すと、これまでのデジタル一眼レフはなんだったか。そもそも一眼レフのレンズ交換って今時いるの?。

 撮影のチャンスは突然訪れる。「あっ、隕石が落ちてきた!、じゃあリュックから高性能超望遠レンズと撮影機材を取り出して装着して・・・、なんてやっていたら間に合わない。こういう時はポケットからサッと取り出した方が俄然シャッターチャンスに強い」こうしたハンドリングの良さは、これまでの撮影機材が無視してくれた仕様である。

 しかもicloudを使って自宅のMacに自動画像転送でき、写真ソフトに取り込めば撮影情報やGPS座標を用い位置情報が即座にわかる。

 因みに今でも発売されているニコンW300は、撮影画像がMacに送れた事が一度もなかった。

 ここまできたら、従来の撮影機材を使う意味はない。大きい(Big)、重たい(heavy)、高い(expensive)。現代的な意味で大きいというのは、手のひらやGパンのポケットに収まらないプロダクトを大きいと定義する。そう考えれば、デジタル一眼レフは全て大きい部類になり、そして私の必要性が希薄。

 そんなわけで現代の最先端科学技術を詰め込んだiPhone13proで京都の街を撮り歩きながら、撮影機材の仕様について考えていた。

 

SONYα6600,Zeiss Vario-Tessar16-70mm/F4ZA OSS

1)ISO640, 焦点距離78mm,露出補正+0.7,f/7.1,1/80

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