Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

フィールドワーク600. 春はまだ先の美国

2022年04月21日 | field work

 

 滞在3日目。いつもの7時50分初のバスで美国へゆく。雛祭りという華やいだ言葉とはうらはらに雪が降り続く気温零下の集落だ。そうか、木々の枝に積もった雪が桜のように見えるけど・・・。春はまだ先だ。

 同じ景色でも、時間が違えば異なった見え方をするだろう。この日は雪が降りやまなかった。それだけ私のイメージに近い霞んだ風景になった。しかし風が穏やかなので雪が舞い上がることはない。撮影する人間にとっては、そこが少し寂しい。

 この日から機材の設定の中にあるピクチャープロファイルを用いた。静止画であればクリエイティブスタイルといった呼び方をされる色調設定だ。もともと映像用の用語を用いているので、私にはわかりにくい。そうなるとテストしなければならないのだが、いきなり本番になってしまった。

 SONYのカラープロファイルは10種類あり、最初はスタンダートから試みよう。撮影したら暗く発色が悪い。もちろんあとから色調変更をした。photoshopにおとせば簡単だが、静止画ソフトでは画像は読み込まない。そこでMacの「写真」ソフトでカット毎に修正を行った。その結果大人の色になったが、ブログ画像とするには地味だ。それに各カットの色調が揃わないというのも難儀だ。そこはまあいいかの気分だ。

 映像を扱い出すと勉強すべき課題が立ち上がる。といってそれは難しい話ではないので、少し勉強すればよいだけなのだが・・・。

 今のSONYα7SⅢや7Ⅳだと、このプロファイルがネーメングされ使いやすくなったようだ。これは是非試みたい。ならば1200万画素の7SⅢがほしいが半導体不足で法外に高い。どうせスコンと下落すると予想するが・・・。

 或いは色の綺麗な最新モデルの7SⅣか。ということはαシリーズも動画機として使いやすくなったのは最近のことのようだ。それ以前の機種は静止画主であり動画撮影の操作性は配慮されていなかった。動画ならSONYの優れたビデオ機材を使えというのが、これまでのスタンスだったわけだ。それがα7SⅢ以降変わりだした、というのが私の個人的見解。

(2022年3月3日)

 

600  再度美国へ

撮影:α6600,FE18-135mm/F3.5-5.6

コメント
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