今日も宝島は茶津からしか見えなかった。ガッカリすることはない。明日は晴天予報なのだ。明日も来よう。
私の場合は、いつも拠点を定めて同じ所を旅することが多い。沖縄などはその典型であり、ダイビングがあるから宿を決めてしまったらもう動かないと。
北海道だって、冬の知床半島などに魅力を感じるが、そもそも流氷船ぐらいは動くかもしれないが、半島をぐるってまわる船など冬にあっただろうか?。冬は観光シーズンではないからお休み、というところは多い。そもそも知床へでかけざるを得ない仕事は、今の私には存在しない。
だから仕事を抱えつつ走り回ってい間に垣間見える風景に面白さを感じる。つまり撮影ってそんな撮り方しかできないと思われる。
そんな撮り方というのは、私達の日常生活の中で偶然目にすることができる風景だ。今日は撮影に専念しようと思って身構えても、肝心の被写体が霧で見えなかったなんてことは、よくある話だ。だから最初から構えない。そのかわり同じ所へ何回も出かけてみる。
なんだ散歩と一緒じゃないかといわれれば、その通り旅は散歩の延長線上にある。明日は晴天の海、ただし波がないのは残念だが・・・。
601 宝島は今日も一方向だけ
撮影機材:α6600,FE18-135mm/F3.5-5.6