α6000では、Sundisk extreamSDカードでXAVCファイルでの撮影ができない。しかたなくAVCHDファイルで動画撮影を行った。しかし64bitMacのソフトで撮影動画を読み込むことができない。そこでブログで64bitMacに読み込む方法についてメモした。
1)α6000(つまりSONYの古い撮影機材)とMacの"写真"を接続してもSDカードが認識されない。そこでカードリーダーを用いてSDカードから直接読み込むことにした。デスクトップで認識されたSDカード内容は以下の画面になる。Macのデスクトップにフォルダーをつくり動画データ一式のコピーをする。もちろんカメラ内にセットしたSDカードもで直接操作できるが、ここは安全側の対応をした。
2)3つのファイルの中からprivateをクリックすると3ファイルがある。このなかに動画ファイルAVCHDがある。
3)AVCHDファィルを右クリック、次いで"パッケージの内容を表示"を選択する。
4)すると"BDMV"という動画ファィルがある。
5)BDMVをさらに右クリックすると以下の画面になる。
6)"STREAM"フォルダにMTSの拡張子がついた動画ファィルがしまわれている。これをドラッグしたり、Quicktimeで開くことができる。Macの"写真"では開かない。iMovieは読み込める。
追記
AVCHDというファィル形式は、SONYとPanasonicがビデオカメラ用に開発した。圧縮率が高く長時間録画に対応できる。しかし映像は編集してこそ成立する。子供のビデオ撮影をしたり、テレビ録画をおこない、編集をせずにそのまま楽しむという発想は馬鹿らしくてつきあいきれない。所詮クリエイティブに欠落したギミックなファィルだ。そのギミックなツールがα6000に搭載されていた。マニュアルではXAVCカードでないと汎用性ある使い方ができない。古い機材と古いSDカードを用い、最新の64bitMacで使おうとした時の事だった。
つまりMacとSONYは相性が悪い。それもそのはずでiPhonの登場で、SONYのウォークマンを廃盤に追い込み、返す刀でビデオカメラまで駆逐したのだから。
いま12bit記録のEOS1DXmark3が安い。SONYのα7シリーズは、その半分以下の価格だが10bit記録。この場合のbitとは情報の種類の事。
1bitは、0か1の情報が記録できる。2bitは、1)0-0、2)0-1、3)1-0、4)1-1、と4種類の情報が記録できる。このように記録できる情報の種類は2の二乗で増えてゆく。従ってSONY7シリーズの10bitなら1,024種類、EOS1DXmark3の12bitなら4,096種類の色情報を記録できる。
後日気づいたのだが、USBケーブルがデータ転送用ではなかったのかもしれない。するとここで紹介した方法は杞憂だったことになる。ケーブルのないときの対処方法なのだろう。
220301AVCHD
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α6000,E10-18mm/F4,Sundisk extreamカード,AVCHD