関空から北海道へ向かう飛行機は、北アルプスの脇を北西から北東方向へすり抜け、そのまま日本海を北上し、下北半島をかすめ新千歳空港へ向かう。おや!、珍しい!!、槍ヶ岳がクッキリと見えるではないか。
撮影機材は仕事の道具と一緒に預けたから、手元にはiPhon13proしかない。ポケットから取り出し指先でズームし、すかさず撮影する。おっ撮影の負荷がない。負荷というのは、カメラバックをあけてレンズを付け替えてといった撮影に至る負荷だ。そんなことをしていると槍ヶ岳は通り過ぎてしまう。こうなとる負荷の大きいデジタル一眼レフなんて不用だと思う時代になった。
2月28日夜、小樽へやってきた。だがパンデミック下で店が閉まるのが早いから、小樽へ直行すると晩飯を食べそびれる。ならば新千歳空港のケヤキで味噌ラーメンを食べてゆこう。なんのことはない、いつもの工程通りになってしまった。
小樽の街へくると、先週の豪雪の憂さ晴らしのように主要道路だけ綺麗に除雪されていた。仕事の合間に街を撮影しようとする立場としては、少し物足りない。だが翌日になると、夜半の雪で街はすっかり覆われていた。
午前中を撮影に費やし、午後を仕事にあてよう。そして日が暮れたらフィルム機材で夜の街の散策。4日間の日程を決めてしまうとラクチンだ。だから翌日は、雪が降るなかを早朝のバスで積丹半島・美国へ向かった。先週の豪雪で雪が多い。そして今日も雪が降り続けている。
さていつもの食材を調達して5日間のホテル暮らしだ。もちろんチェックイン後に即大浴場へかけつけた。
iPhon13pro
1)ISO50,71mm,露出補正0,f/1.5,1/4444
2)ISO160,26mm,露出補正0,f/1.5,1/52
映像
α6600,E18-135mm/F3.5-5.6