今年もあと2日で2023年が終わる頃、散歩に出た。デスクワークが続いたためか足がふらつく。いつもなら静かな古都だが、今年は人出が多く街が賑やかだ。そんな京都の街である。
西高東低の気圧配置だから、日本海側は大雪。太平洋側は晴天が続きが日本の冬の気候。暖冬といってもそれは太平洋側の話しであって、日本海側は豪雪になる。豪雪、暖冬と気候が過激になってきた。
とはいいつつ空を見上げれば曇天。夕方の天気は被写体にならない。
もうお正月が近いから休みの店もあり祇園だって舞妓さん達は里帰りしてお茶屋は休業が多い。そういえば街からベートーヴェン第9の合唱が聞こえなくなった。あるはもう古いのだろうか。私は年末の空気を感じる音楽だと思っている。だから今日は被写体がない散歩だ。
こういうときは一番目についた被写体で映像を構成しよう。それは着物をきた外国人達である。それを師走人達と呼んでおこう。少なくとも京都の街を賑やかにしてくれる。だから師走の空気が希薄なのだ。それは変化があって良いから好感をもって迎えたい。
今日も清水さんにあがったら陽は山の際に落ちている。いつも日没が見られない。早く家をでたつもりだったが、参道が混んでいて思うように歩けなかったのが災いした。それだけ外国人が多い。
正月は、論文の最後の章を完成に近づけなければと目論む。論文締め切りまであと一ヶ月半。それは十分な時間ではないが、夕方の散歩で3,000歩ぐらい歩いただろうか。
Fieldwork880.京都・師走人達 4K
SONYα6600、Vario-TessarE4/16,16-70mmZA OSS T*