市長選、市議選の街宣車がひっきりなしに市中を走り、狭い路地に入り込んでもスピーカーのボリュームも下げずに、騒音となるが構わずのお願いの声を上げている。昔ながらの戦法で有権者に訴えているのが、近所迷惑で滑稽である。はっきり言って、当選を勝ち取るための知恵努力度が発揮されていない。名前を連呼、だれだれの推薦を得て、現市長の継承、国と府と一緒になって、頑張っています、等々ばかり、ワンパターンである。政策といえば、論理展開がお粗末であり、できていないから実行するのではなく、いかに実現させるかの持論を展開するプロセスを重要視すべきである。TPO(時、場所、場合)をもっと考慮すれば、色々な訴え方があるのに、それもなく、いつもの選挙戦法なのである。市議選17人の新人の顔ぶれを見ても、ほとんど知らない連中ばかり。今回も選挙公報がまだ届かない。本日は、公示四日目である。これでは、だれに投票すべきかがわからず、知り合いを選ぶか、棄権してしまう率が高くなる。相変わらず行政の知恵工夫努力が感じられない。本当にまちをより良くしようとする思いが薄れてしまう。