コロナワクチンの高齢者向け接種予約受付で、市の受付電話がパンク、急遽窓口を市役所内に開設したところ、市民が殺到し、数百人が行列、大なる密が発生し、不満が相次いでいるとのこと。受付に関しては、対象者数、手続き処理時間、実施計画期間から、電話設置台数、受付対応者数などをシミュレーションできるし、また、窓口開設においても、一日の処理対象者数の計算は可能である。これらは、事前に予行確認をして、リスクも含めた、より精度の高いスケジュールを立て、科学的根拠をバックに、事前に安心してもらえるようなアナウンスをしていくことがより良いサービスにつながる。残念ながら、こういう行政を志向していくチャンスがありながら、初めてのことなのでといつも逃げてきている。知恵や工夫・努力を惜しまずといったチャレンジする精神・気風が相変わらず発揮できていないと思う。予約受付では、年齢別のスケジューリングやインターネット予約などを事前に検討企画し、実施し問題が発生していない自治体も多数ある。昨日までの受付状況からシュミレートすると、スムースに受付が可能な日程がわかった。