太平洋戦争時の悲惨さ・悲劇は、戦後77年もたつというのに、心が張り裂けられるような事実が次々と明らかになり、茫然としてしまう。昨夜のNHKスペシャル「1942年ガタルカナル島」を見て、24歳で戦死した叔父の餓島での奮闘ぶりと母親に差し出した最後の手紙をまた目を通した。あと五日生きながらえば、戦闘は終わっていたのに、昭和17年12月25日、井戸で水をくんでいたところを後ろから米兵による銃殺されたと聞いた・・・等々、あったことがない叔父について、祖母が多くのことを伝えてくれたことで改めて戦争の悲惨さを刻みこまれてきた。伝えなければならない、戦争の悲惨さ・悲劇、そして人間の愚かさを・・・。