この国にとっての大きなターニングポイントともなるかもしれない国際平和安全に関する審議が始まった。予想通り、時間の無駄という感が強い。明らかに、戦争リスク拡大に対して、それを認める発言を避け、理解できない話をし出す、首相、防衛大臣。野党もいつも通り攻めきれない。安倍首相は、野党の少し厳しい質問に対して、嘲笑した態度には、選挙に勝った民主主義の多数派の奢りが見える。国民が理解できない話に持ち込み、解釈定義ばかりの答弁で、最後はこれがわからないようではと言ってはいけない言葉で結ぶ。噛み合わない質疑で、朝から晩まで、明日もある。やはり、この時が日本が崩壊したターニングポイントの日であったと、何年後歴史家が振り返る日であって欲しくない。奇しくも、明治38年、日露戦争で日本の連合艦隊がロシアのバルチック艦隊を対馬海峡で迎え撃った日である。秋山真之の顔がまた浮かぶ。自分を捨て、国家を守る人物が登場しないと、この国の明日はないかもしれない。
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