全国大学まちづくり政策フォーラム in 京田辺 も迎えて12回目。ここ数年は、例年同種の提言が多く、実施されないことへの反発から参加してきませんでしたが、今年は、起業化、行政PR、地域交通、健康の四つのテーマにおける提言コンテストを、午前中のみ見てきました。全般的には、現状把握、課題抽出、解決策といった流れの発表でしたが、課題解決策が、近視眼的なものが多く、もっと夢のあるビジョン計画のもとに、こころ豊かな活力ある市民生活実現に向かい、中期・短期に解決していく可能性のあるストーリーをしっかりと立てた発表を聞きたかったと思いました。市民の声、事業経営者、行政の実態がこうだからではなく、市の将来発展を強い思いのもとに実現していくための提言を期待したのですが、肝心の市民の参加もほんの僅かで、フォーラムにおける一般市民の発言もできず、もっと緊張感あるものにしたかったです。また、現状認識面の深堀が不十分で、審査員の質問に答える内容にずれを感じたことが多々あり、IOT時代とはいえ、アプリやIO機器の登場で課題解決方向に向かうのではなく、のんびり志向の市民をいかに課題解決に参画させるかが一番の課題だと思いました。
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