コミュニケーション力の向上

新年を迎えると今年の願望、計画を考えることが多いのだが、年末に総括してみると出来ないことも多く、実現できても今一つ、充実感がわかないのがここ数年である。永遠の課題である、コミュニケーションの在り方については、特に上手といわれる人に学ぼうとしている。講演会やシンポジウム、いろいろなメディア、ＳＮＳなどを通じて気に留めているが、相変わらず、聞く人にはお構いなく、自論を発信し続ける学者、研究者、政治家、・・・その他には落胆している。逆に、話としてよく理解できるのは、講談、落語家などの噺家。また、お笑いタレントの政治や経済の難しそうな話を聞いていてもわかりやすい。この要因を考えてみると、①話す表情が柔らかく優しい②笑顔③聞き手を見ている④自分の言葉⑤息継ぎ、間の取り方がうまく、聞き手が話題に入ってこれる・・・。まさしくコミュニケーションを図ろうとする意識が高いのである。このことは、日常の生活においても同様なことである。今年は、もう一度原点に返り、このことに挑んでみようと思っている。