ここ数年、日本の衰退ぶりが多方面で報じられ、信じたくないが本当のようである。もっとも数字に表れるのが、国の経済力GDP(国内で生産された財やサービスの付加価値合計)で、昨年末には、ドイツに抜かれ世界4位、次には、インドにも抜かれるという。一人当たりでは、世界の30位ぐらいで、もはや先進国ではない。将来に希望をもたらす、教育文化面、デジタル化においても、かなりの遅れをとっているのは間違いない。これらの根本的な問題は、政治力にあるといっても過言でない。混迷を極める世界情勢において、各国のリーダーが自国優先的な姿にはうんざりするが、それよりも、我が国は、外交努力もせずに、米国のポチになり、借金を積み重ねながら、防衛費ばかりを増大している。困窮する国民生活には顧みずに、杓子定規の偽りの言葉を繰り返している。岸田政権は崩壊寸前ボロボロになりながら、次なるリーダーがいないために権力の座に居座っている。この事態を国民は、黙っていてはいけないと思う。
最近、多く電話がかかってくるのが、リサイクル業者における物の買い取り、衣服や貴金属、・・・最後は何でもいいですからとくる。こちらの方に来ているので、是非、うかがわせてほしいと、明らかに狙いや要求は、異なるところにあるのではないかと疑ってしまう。ここ数年、同じことの繰り返しが起こっているので、すぐに断っているが…。
生活インフラである、水、食料、電気(ガス)、トイレの他に、個人的には、メガネがなくてはならないものである。また、新聞紙や段ボールも、断熱材として、簡易トイレなどなど、多目的に使用度が高い。今回の地震のような大災害時において学習することは多い。国や地方自治、専門家に加えて、自らの地域・家族や自分自身ものの弱点並びにリスク対策を考えてみることが大切である。
能登半島沖大地震の生々しい現地情報を見ると、頭から足の先までの全身と心が大きく崩壊していくようである。それでも、五日も経過してから助け出された高齢者のニュースには、人間のこころの強さ、困難の中、相協力して救出しようと挑むすごさを感じる。水、食料、トイレなどなど、生活インフラ不足で、しかも豪雪地帯でさらには、まだ孤立した地域が多々ある中、ただただ、尊い命と迅速な復旧を祈るばかりである。
元日から、能登半島沖地震、日航機事故と続き、今年も大災害に見舞われる日本の中で、我々は生きていかねばならないことを実感している。亡くなられた方、被害地、被災者の皆さんに、何もできない自らを責める日々が過ぎていく。その中でも、五日ぶりに発見され、救助されたニュースが飛び込むとああ良かったといと一息つくが、その後も心配である。従姉の氷見市に住む友人で、半世紀前の学生時代に出遭い、親しくなった方の安否が不明で、かなり心配である。もう祈るしかない。
お正月は、親族が集合して短時間であったが、それぞれの家族の話題でそれなりに盛り上がった。しかしいつも思うのは、男同士の話になると何かぎごちなく、女性陣が加わると、話題がまろやかにそちらの方に持っていかれて、なんとなく、寂しい思いがする。かつて、自分の父親たちも同じことを感じていたに違いないのではないかということを思い出した。仕事のことに頭がいき、家庭のことをあまり顧みずに、昭和を生きてきた男のサガみたいなものかなと思った。
令和5年の確定申告作成コーナーが公開されたので、早速、スマホで作成した。勿論、まだ証明書類や電子データがすべては整ってはないが、マイナポータルと連携した確定申告システムの問題点?を早めに解決するためにである。昨年の申告データをもとにして開始したが、なぜか2度続いてNGで、3度目にようやくうまく読み込めた。その後は、レスポンス悪化や操作ミスなどで、やり直しをしながら、今の準備状況の中、提出できるものが一応できた。相変わらず、システム的に重装備過ぎて、処理エラーが発生した時にその説明がわかりにくい。まあ、発生し得るいろいろなケースを考えて解説しているので、それを読むのにも時間がかかる。
2024年の阪神タイガースを予想してみた。日本一になって、予想をはるかに超える年棒アップ、たにまちやメディアの超高待遇で、おなか一杯になり、85年以降の暗黒時代に逆戻る可能性がある。そうならないように、選手間の切磋琢磨なる競争で、個人的にはキャリアーハイを目標に、意義と価値ある練習をしてほしい。2023年のアレは、ラッキーだったであることを、今一度肝に銘じ、真摯に一から出直してほしい。チームカラーとして、ピンチやチャンスに弱いので、それを克服するための精神的指導を期待したい。特に、佐藤輝明は足腰を鍛え、守備力の強化により、打撃も良くなる。必死で練習を重ねてほしい。
人生100年?時代、高齢化というより老齢化社会に突入している今日、新たな年が明け、心を満たすことをと思っている。それは、物質的な形あるものではなく、精神的な物事の考え方かもしれないが、現在の世の中を見ていると、倫理道徳観に乏しく、忘己利他の心が失われ、ほとんどが自分ファーストで動いている。ロシア・ウクライナ、イスラエル・パレスチナ戦争をはじめ、最悪のトランプが復活しそうだし、益々その傾向が高まる。こういう時代こそ、自己の心を豊かにし、利他を実践しなければならないと思う。
今年の初夢は、亡くなった両親が嬉しそうに、私が旅行で買ってきたお土産のものを食べるシーンでした。よく着ていた服装や帽子をかぶり、おいしいと言って、笑いながら食べていました。これほど鮮明に夢に現れ、しかも起きても残像があるのは、珍しいことです。生存中は、親孝行に頭が回らなかっただけに、もっと親孝行すべきだったと思います。