誠＠札幌市西区

山の手通り沿いにあるこちらのお店。
誠です。



場所は山の手3-7。
山の手通りと琴似栄町通りとが交わる十字路近くにあります。
サッポロドラッグストアーの向かいと言った方がわかりやすいですかね。

店に入りますと、カウンターとテーブル席が３つあります。
奥に小上がりがありますが夜も使ってないようです。

メニューを見ますと、ラーメンは味噌・正油・塩の順で、各500円。
ここ山の手で驚きの価格です！
カレー5種類、定食7種類＋α、丼物4種類。
まさに、食堂という言葉がぴったりの顔ぶれです。

テーブル席の常連さんと店主さんとの無言のやり取りが目の前で繰り広げられています。
そんな中、メニュー2番目の正油をお願いします。（500円）

「正油で。」
「・・・。」

無言のやり取りに慣れていない私は、何の返事もなく不安になりますが、作り始めるのを見て少し安心します。
そして予想通り、無言のまま完成しました。



醤油ダレが前面に出たタイプです。
あっさりながら意外と物足りなさを感じないから不思議。
昔、どこかのドライブインか浜茶屋で食べたことがありそうな、懐かしい感じ。
この若干の温さがそう思わせるのかもしれません。

麺は、高加水率の中細麺。
つるりと、ぺちゃりとした食感で、ゴム感はありません。
何となく懐かしい感じ。
暖簾には西山ラーメンの文字があります。

具は、小ぶりのチャーシュー、お麩、メンマ、ネギ、海苔。
一面にゴマがふりかけられています。


500円ワンコインならいいんでないかい？と思ってしまう不思議な１杯


「ごちそうさまでした。」
「・・・500円ね。」
私と店主さんが交わした唯一の会話です。

口数の少ない店主さん、無口な職人気質なのか、ただ単に愛想がないのか。
結局答えはわからぬまま。
ですが気になります。


つづく