沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

見えてきた

2015-10-22 | 健康


手術の翌日の朝の診察。

入院患者は、措置もあるので八時から。
よく外来で「朝一番 に来たのに診察時刻になっても医者が来ない」 と不満を言う人がいるけど、病棟で1人1人の診察と措置をしてるんだよね。

一番若い医者に措置してもらったあと、 手術を担当したお二人が、 眼を覗く。
「バッチリ、うまく乗ってる。」 と、 よくわからないけど、いい感じ。

「黒い玉は空気で、2、3日 で吸収されます。」「 順調です。」笑顔で詳しく説明してくれた。

実は、昨日の手術後に、「眼の中に丼の蓋くらいの大きさの黒い玉が 現れて視界を遮 る。これは剥離の原因の水玉が残ってるのではないか。」と、不安を伝えていた。

伝えて聞いた主治医が、 夕方の手術終了後に病室に現れ「黒い玉は空気」と笑顔で説明する。 そういえば、手術最後の 段階で、万全を期して、空気を注射したことは、ハッキリ覚えている。

成功率高めるために注入した空気玉を、 動き方が似ているからって、 よりによって、取り損なった水玉と勘違いするとは、なんという患者だろーか。

もし私が学生なら 、 きっと先生からモノサシで叩かれるところだ。

眼帯の代わりにギッターを渡された。
( 上の写真)
網目の金属が眼を守るのだが、鏡に映った自分はまるで格付けの三流芸能人。
モノサシの方がマシです。

今年1月には、10 年経過観察してた病状の年貢納め手術で、下の階に入院。
全身麻酔の上、 体に5 本いろんなものが刺さって大変だった。周りも深刻な患者さんばかりだった。

医者も、看護師もスタッフも、暗くて不安な患者を前向きにするよう大変な努力をしている。
病院は、大切な仕事だ。