四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

広くて遠い京都北部から

2008年03月13日 | 論評・研究

 9時半に谷垣事務所に行き、村上さんに挨拶回りに連れて行っていただいた。
 今日は京都5区全域の役所や府会議員さん方などにご挨拶に行かせていただいた。

 京都5区は広い。日本の選挙区は人口で割られているので、活動面積は議員によって大きな差がある。
 京都5区は東京からも遠い。情報がどうしても遠くなる。

 昔、都の権力が及ばなかった地域には、逆に独自の文化が花開いた。

 広いことと遠いことは、狭く近いところにはないものをきっと育てることができるはずだ。

 18時過ぎに福知山に帰ってきて、綾部に戻り、19時からは政経懇話会の総会の案内状の封入作業をした。

 最初、内田さんと2人だけだったので、とても終わらないなあと思っていたら、安村幹事長がたくさんの人を集めていただいて、終わらせることができた。皆さん、ありがとうございました。

 23時からのTBS「ニュース23」で、市長の「道路特定財源を一般財源へ」という主張が放送された。

 フロンティアの件で、国の役所と話し合いをしていても感じるが、国はもう少し地方の意見を聴いて、物事を決めたほうが良いと思う点が多々ある。

 「埋蔵金」はないかもしれないが、国には「贅肉」がたくさんある。自分の責任逃れのための体裁を整えるための書類、実質的ではない効果を表す指標…そういうものを見直せば、お金はなくても、きっと住み良い町が作りだせるはずだ。

 「国に何をしてもらえるかではなく、国のために何ができるのかを考えてほしい」という故ケネディ大統領の就任演説は、日本国民ではなく、日本の国家官僚に向けると良い言葉であるように思う。

 同じような趣旨のことを大阪府の職員に言った橋下知事が、猛反発を受けていたが…。

 世の中、スジが違うことが多すぎる。

 今日も全く筋違いのことを東京から言ってくる方があり、「私の言っていることがおかしいですか?」と聞かれるので、「おかしいです」と言っておいた。

 広くて遠い京都北部から、日本の「常識」を立て直していったほうが良さそうだ。


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