午前10時、《綾部市産業まつり》の開会式に出席した。
今年は天気も良く、人出も多かったようだ。特に、市役所で行われた“B級グルメコーナー”は賑わっていた。
11時過ぎに、口上林の金比羅さんにお参りした。
こちらも大勢の参拝者で賑わっていた。
今年は忠町の高橋公一さん宅が講元となり、一年間お祭りされてきた。
江戸時代、藩の圧制に耐えかねた忠、佃、武吉の村人が、それぞれの村から一人ずつ、三人の若者を幕府への直訴に向かわせ、奇跡的にこれが成功した。
その三人は、死罪を免れるために村を離れ、村人はこの“三義人”の功績を称えて、以後、千年にわたってお祭り続けると約束し、このお祭りは引き継がれている。
お参りの後、公民館で食事をさせてもらい、次はあやべ温泉に向かった。
府議会の小巻實司副議長の地元町内会の方々がバス旅行でお越しいただいていた。
小巻先生にはいつも大変お世話になっているので、“綾部案内ガイド”をさせていただいた。
安国寺と黒谷にそれぞれ分かれて、紅葉や買い物をしていただいた。
黒谷では、子ども達を中心に“紙すき体験”をしてもらった。
黒谷の町はたくさんの風車で神秘的なムードをうまく創り出しておられた。
京都にお帰りの前に、《産業まつり》会場に寄っていただいて、さらに買い物をしていただいた。
お客さんの希望に合わせてコーディネートができる観光ガイドを綾部でも養成したらどうだろうかと思った。