午後、府議会の総務・環境常任委員会に出席。
『府と市町村の今後のあり方』について議論した。
出された資料では、高齢者人口が「京都市は横ばい」と書いてあるが、6万人増えるという推計が出されている。
新たに6万人の高齢者のための病院や施設を増設するのは、地価の高い京都市内では大変なことで、診療拒否、救急車のたらい回しが起こるかもしれない。
これを避けるためには、高齢者人口が数年後には減少に転じる府北部への人口移動を、府が政策的に行うことが府民全体の利益につながる。
6万人の高齢者を移動させようと思えば、20万人の人口移動が必要になるが、府北部にはそのための《仕事づくり》を考えていく必要がある。
綾部市は《水源の里条例》で該当の過疎集落が元気になり、大幅に高齢化率が低下した自治会もある。
京都府にも、北部への人口移動のためのメッセージ的な政策や目標を出してほしい。と黒瀬総務部長にお願いした。