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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

降車ブザーが鳴った… よなぁ?

2009年09月02日 21時43分28秒 | バス運転士

いつもと変わらぬバス路線… 「ピンポォ~ン!」と鳴る降車ブザー… 「はい、次とまります」と答える私… 次のバス停に接近して降車ブザーの点灯を再度確認… 再… 確… 「あれ? 点いていない」と戸惑う私… 「降車ブザー、鳴ったよなぁ? どうする?」と焦る私… そこで、バスを減速させながら「○○停ぇ~」とゆっくり言いながら、車内の乗客の動きをチェックする私… 「中扉付近に座っていた女性が動いた!」と思った私は「止まりますぅ~」と続けた。やはり、降車ブザーは鳴っていたのである。

これはたまにあることなのだが… 運転席の通常のスイッチ類から離れた位置に“降車ブザー点検用”スイッチがあり、何かの拍子にそこへ何かが当たって切り替わってしまうことがある。その“点検状態”で降車ブザーを押すと、「ピンポォ~ン!」と鳴って一瞬だけすべてのランプが点灯するのだが、すぐに消えてしまうのだ。そのスイッチは、車内に設置されている20~30個の降車ブザーを一個一個点検するためなのだから当然である。だからといって、毎朝の点検でやることはない。そんなことをやっていたら、毎朝20~30回も点灯&消灯を繰り返し、いたずらに寿命を縮めるだけだからねぇ…