雨の朝は渋滞が酷くなることが多い。今朝、私が走った路線も例外ではない。私は各バス停で「大変お待たせしてすいません(申し訳ございません)」と言いながら、バスを走らせていた。そして、あるバス停に10分遅れで接近していくと… 道路へ身を乗り出すように立っていた女性から、強烈な眼力ビームの直撃を食らってしまった。彼女はヅカヅカと音を立てながら乗り込み、ドスンと助手席に座り、持っていた傘をガツンと床に突き刺すほどの勢いで座席の脇に立てて「まったく… 遅過ぎだわ…」と、私に聞こえるように独り言を言った。その後ずぅ~っと、携帯電話をパタパタやったりして落ち着かなかったようだが、バスが渋滞箇所へやってきたところで「はぁ~っ」と大きく溜め息をつき… 静かになった。ちょっと前にも、この路線を走った時に道路工事でバスが遅れて… 同じような行動パターンを取った女子高生のことを書いた記憶が… そういえば同じバス停だったような… まさか姉妹だったりして!? おぉ~、怖。