バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

今日も元気だ、連続乗務!

2014年05月15日 20時02分48秒 | バス運転士

朝7時20分に営業所を出て、昼食タイムに入る12時過ぎまでの5時間弱で… 一回当たり10分以上の休憩時間の合計が、30分以上にならなかったのである。実は、このコースを担当するのは二回目なのだが、前回と違っていたのは… ある路線の途中で、車線規制によるプチ渋滞があったこと!

運行カードに記載されている“到着から発車までの休憩時間”は6回あり… それぞれ10分、5分、17分、12分、10分、13分である。しかし、まず“発車時刻の2分前にバスを乗り場へ着けること”&“乗降停と待機場所との移動時間”を考慮しただけで、正式な休憩は一回(17分)しかないと言えるのだが…

実際のところ… 二回目の10分休憩の直前だけは“サバ読み運行時間(終点の直前一区間に、余分な時間を取ってある)”があり、そこで何事もなければ15分くらいの休憩(17+15=32分)を取ることが出来たのだが… プチ渋滞で10分も遅れてしまい、ジ・エンドとなってしまった。

某地区巡回バス以外のコースで4時間以上の連続乗務になったのは、これで二度目… 「今回はプチ渋滞があったから仕方ないか!」と思ったけれど、ある先輩運転士さんによると「どんな理由があっても、駄目なものは駄目!」だそうだ。ま、確かに… 疲れることに変わりないからなぁ~

また、高速バスをやっている運転士さんは「渋滞などでバスが遅れて、折り返し地点で30分の休憩が取れない場合は、発車時刻を遅らせても休憩することになっている。だから、バスが1時間以上も遅れて発車時刻を過ぎていた場合でも、それから30分の休憩を取るので、バスの発車は30分以上も遅れることになる」ということだ。

さらに、「その30分間に車内の掃除などをやらなければいけないので、実質的な休憩時間… というか、食事時間さえもなくなってしまう」らしい。そうなると、栄養を点滴しながら運転しなきゃいけないかも… いや、それで食事は解決できるが、疲労は取れない! そうなると… 禁止薬物に依存する運転士が出たりして!? お~い、ニュースになってからじゃ遅いぞぉ~! ハハハ… (まさか… 点呼時に“尿検査”までするようになったりして!? ひぇ~~~)