二日連続のプチルン

毎日、出勤してすぐに掲示物を見て、“自分がどのポジションで作業をするのか”を確認することになっている。仕分けする区画によって荷物の量に差があるので、不公平がないように日々あちらこちらへ変更されるのだ（と思う）。昨夜、掲示物を見た私は「おっ！　また研修中の女性正社員と一緒ではないか！　ラッキー！」と思った。

しかも、一昨日ほど荷物の多い区画ではなかったので、ちょっとした会話をする機会もあったりして…　仕分け作業終了までプチルン気分の私であった。ここでの研修を終えた彼女は“我が倉庫で仕分けされた荷物が大型トラックで運ばれた先の配送拠点”を担当するそうで、「配送拠点で何か問題が発生した場合に応対する」のが仕事らしい。

そこで私が「何も問題がなければ、やることがないんだから…　ずっとコーヒーを飲んでいればいいんだ」と冗談を言って笑うと、彼女は微笑みながら「そういう拠点を３つか４つ担当するので…」と言った。さらに私が「えっ！？　一カ所に席があるんじゃなくて、あっちこっちへ…　だったら、それこそ喫茶店でコーヒーを飲んでいればいいじゃん」と冗談を言うと、彼女も「電話が掛かってきたら、“今、他の拠点で手が離せない”とか言って？」と言って笑ったのだった…

そんな彼女が、仕分け作業をしている意味について「何らかのトラブルが発生した時に、こちらの倉庫でどういうことがあったのか想像できる」と言ったので、私も「それは大事なことだ」と思った。さらに彼女は“会社の気質”や“作業している人間の気持ち”も把握し始めている感じで…　私は「賢い人ですね。是非、私の嫁さんに！」と言わない、泣かない、口説かない！　あぁ、もしも私が３０若かっ…　否、せめて２０若かったらなぁ～　ハハハ…（いくつ若返ろうとも、その性格は変わらず…　結果は同じだろ！　ハハハ…）