我々の休憩がなくなっても、正社員のミスはなくならず…

私が女性正社員の言葉にドキドキしながら臨んだ中礼でのこと…　またもや男性正社員の一人が「今日も荷物が多いけれど、決められた時間までに作業を終えられるように」とか「作業が遅れると、勤務後半の１５分休憩を取れなくなります」というようなことを言ったので、ある派遣社員が異論を唱えたところ…　男性正社員が「一部から“勤務前半の１５分休憩が早すぎる”という声があるようですが…　休憩は勤務前半か勤務後半か、どちらがいいですか？（休憩は後半の１５分だけでいいか？）」と話の論点をすり替えた。

いつも勤務後半に時間的余裕がなくなるのに、そんなことをしようものならば…　前半だけでなく後半も１５分休憩がなくなってしまうに違いない。あ～ぁ…　今後は“食事休憩以外の休憩はなし！”となるかもしれないなぁ～　正社員のミスが原因で作業が遅れることも多々あるというのに、そういうことには言及せず…　それどころか「私たち正社員も休憩を取っていない」と言い出す始末…　はぁ？　だから何？　「我々はファミリーなんだから一緒に苦労しよう」とでも言いたいのかな？　フッ…　都合のいい時だけ…　“口先ファミリー”だってバレバレなんだよぉ～ん！　ハハハ…

その後、荷物の濁流に飲み込まれた下流の区画はグチャグチャのバタバタ…　当然のように仕分け作業は遅れ、新システムの“意味不明な機能”によって遅れに拍車がかかり…　荷物を受け取りに来たトラックや軽自動車のドライバーたちは、１０分も２０分も待たされイライラ…　そんな中、終業時刻を迎えた私は「ここまで作業が進んでいれば、あとは我々よりも一時間遅いシフトの人たちだけで大丈夫だろう」と思って残業はしなかった。その時、正社員たちは顔色を変えてウロウロしていたのだが、“全ての結果は自分たちに起因している”と分かって…　ないだろうなぁ～　実は、その時…　最後の作業中にも正社員が“確認不足によるミス”をして、現場を混乱させていたのだ。

私が休憩室で帰り支度をしていた時…　休憩室の一角にある会議室（６畳くらいの広さで…　実際は物置かな？）に“他県から研修で来ている正社員たち”が集まり、ドアを開けたまま話し合いをしているようだった。ちょうどそこへ“正社員たちの××さ加減に愛想を尽かした契約仲間”がやって来てブーブー言ったので、あえて私も大きな声で「ここは“意見を出せ”と言うけれど、実際に言っても聞かないもんなぁ～！」と答えた。最近、“これまで熱心に残業などをしてきた若き男性リーダー”も定時で帰宅するようになり…　噂では「正社員になるように説得されたけれど断った」そうだ。なぜならば「彼が正社員になることで、本社から評価されるのは…　彼自身ではなく、彼を正社員に登用した正社員たちだから」ということらしい。う～む…　まだまだ理解不能な部分がある奥深い会社で…　日々、新たな発見があるから楽しいなぁ～　ハハハ…