朝早い時間の某住宅地発… 20~30名の乗客があった。そして発車時刻まで20秒くらいになった時、後方から歩いて来る男性を発見した。私は「発車しますよ~」と呼び掛けたが、特に走り出す様子もなかった。
そして発車時刻になった時、ちょうどその男性が乗車口の前まで来たので、私が“最後の確認”のつもりで見ていたら… 助手席のオッサンが私に向かって「もういいんじゃないですか?」と言ったのである。つまり“早く行け!”ということである。
道中には信号もあるしバス停もあるし… それでも予定時刻ピッタリに終点の某駅に到着すると、そのオッサン一人だけが改札口の方へ走って行った… 他の乗客は歩いているのに…(でもちょっと急いでいる感じかも…)
先日のように、自分が遅れて来ておきながら「こらぁ~!」と怒鳴るジジイがいるかと思えば、今回のように、自分がバスに乗っていれば「早く行け!」と文句を言うオッサンがいる… 神経の細い人には不向きな仕事かも… 鈍感でボケな私は大丈夫ですけどね。ハハハ…
あるバス停に接近中… 走って来るオバサンを発見した。バス停には二人のおばさんが立っていた。
その時の私は“本数の少ない路線”だったので、扉を開けると同時に「○○行きです」と特にハッキリと案内した。すると一人だけ乗ってきた。
そこへ走って来たオバサン… 私は再び「○○行きです」と案内して、バス停に立っているおばさんも「○○行きだよ!」と言ってくれたのだが、迷わず乗り込んできた。
私はバスを発車させて、すぐの交差点を右折… と同時に「ピィー!」と降車ブザーが鳴った。バス停に止まると、案の定、駆け込み乗車のオバサンだけが降りて行った… ♪走り出したら止まらないぜぇ~!?(そんな歌あったか???)
休憩時間中… 携帯電話でゴチャゴチャやっていたら、一通のメールが届いた。それは職場仲間の一人からで「10月15日の勤務は早く終わりますか? もしも良ければ一緒に夕食でもどうですか?」というような内容だった。
私は「また、えらい先の話だなぁ…」とは思ったが「ひょっとして誰かいい人(独身女性)がいて、その日(相手からの指定日)に紹介してくれるのかも…」と思って、「その日は午後一時過ぎに勤務終了です。夕食でも昼食でもいいですよ!」と返信した。
しばらくして、それに対する返信が来たのだが… 「メールの送り先を間違えていませんか?」と書いてあったのである。私はすぐに携帯電話の受信箱を調べてみたのだが… ついさっき届いたはずのメールが見当たらなかったのである。
私は「えぇ~っ!? おかしいなぁ…」と思って、受信箱を念入りに調べたところ… ありました、ありました! 4通ずつ表示される過去に受信したメールの中でも最も古い表示の中に… つまり、それは昨年の10月初めに届いたメールだったのだ。
今回、私が“届いた”と思ったのは、実は“開いた”だけだったのだ。自分でも何をどう操作したのか分からないが… 最も新しいメール4通の表示から逆にページをめくって最も古いメール4通の表示にしておいて、その中から問題のメールを選んで開いたということで… あぁ~ボケボケボケボケ… ホントにアホだな。
午前中の勤務を終えて、回送で営業所へ向かっていた。ある交差点の信号が赤から青に変わって発車… その後2~3の交差点は青信号で行ける流れである。そして、次の交差点に接近中… ベビーカーを押しながら広い歩道を進んできた若い女性に気が付いた。
彼女は信号が変わったら横断歩道を渡ろうという感じで、クルリと90度向きを変えて立ち止まったのだが… 私はちょっと驚いてかなり強めのブレーキを掛け、青信号なのに横断歩道の手前で止まった。
なぜならば、彼女自身が歩道ギリギリに立ち止まったので、ベビーカーが完全に車道へ出てしまっていたのだ。すぐに彼女も気が付いて(我に返って?)、すぐに歩道へ引っ込めていたが… それにしても… 何か考え事でもしていたのか? あるいは妄想の世界に入っていたのか? あ、私と一緒にするなって言われそうですね。ハハハ…
バスに乗ってきたおばさんが「一日乗車券ください。電車も乗れるやつ…」と言いながら、運賃箱の上に一枚のお札を出した。
私は「850円になりますが…」と言ったのだが、おばさんは「はい、いいですよ」と言ってニコニコしていた。
私は「電車も乗れる一日乗車券ですよねぇ?」と確認したのだが、おばさんは相変わらず「はい」と言っただけでニコニコしていた。
その間、私は「おばさんが追加の小銭を出すかもしれない」と思っていたのだが、おばさんは“そのお札に自信を持っている”ようで、追加の小銭を出す気がなさそうだった。
そこで私が「すいません、これ500円札なんですけど…」と言うと、おばさんは「あら、やだ… ごめんなさい!」と驚き&謝りながら千円札を取り出した。
確かに、お札の色は似ているけれど… まぁ、とにかく岩倉具視さんとは久しぶりのご対面でした。