現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

児童虐待件数増加

2012-07-02 09:24:46 | 社会問題
名古屋市の「児童虐待相談」は1,499件で、
前年度より362件増加し、過去最多件数を
大幅に更新。そんなニュースが各県各都市で
報じられています。

駐車場のノラ猫の親子を見ていると、仔猫を
守ろうとする親猫の“母性愛”に心打たれます。

私の中学の時の「生物」の授業で「母性愛」は
「本能的なものか、環境から生ずるものか」と
いう課題が与えられました。

「母性本能」とは、20世紀初頭までの論で、
現代では「学術用語」ではなく、通俗的に
使用されているものだそうです。

「他の生物との比較で、雌(母親)は、自分の命を
犠牲にしてまで子を守ろうとはしない。また
雌(母親)による子殺しは、ライオンなど他の
哺乳動物でもみられ、母親は自分の生存権を
脅かされるときに子を殺す」とのこと。

つまり、生活苦、働きに行くにも子供が邪魔。
ひどいのは、自分が遊びたいのに子が足手まとい
という時でも 虐待が起きる。

なんだ、他の哺乳類共通の自然現象だったの
ですね。「母性本能」「母性愛」に訴えて
母親を責めるのは難しくなったということです。

最近 気になるのは、子の親に対する虐待です。
こんな例って他の動物にありましたっけ?

のら猫、その後

2012-07-02 09:24:10 | 虚無僧日記
毎朝、モーニングに行く喫茶店の駐車場に、
昨年の夏 現れた4匹の仔猫。一匹、二匹と
いなくなり、1ヶ月ほど前から とうとう一匹も
姿が見えなくなっていました。

それが、突然、黒白の仔猫が現れ ビックリ。
最近餌をやっていなかったので、すっかり
やせ細ったと思ったのですが、それにしても
小さい。25cmほどです。すると、その後ろ
からもう一匹黒白の猫が現れたのです。

そう、4匹のうちの一匹、警戒心が強く、
いつも車の下に隠れていて、一番小さかった
黒白の猫が、1ヶ月隠れていて、そっくり
同じ黒白の仔猫を産み育てていたのでした。

仔猫は一匹だけでしたので、他は、カラスに
襲われたのでしょうか。親猫もまだ一歳未満
ですから30cmほどしかなく、親子といっても
大差ない猫が寄り添ってる姿は感動でした。


先日、名城公園で尺八を吹いていたら、そっくり
同じ模様の2匹のトラ猫が寄ってきました。
まだ30cmほどの子猫で、こちらは人なつっこく、
撫でてやると、じっとして動きません。

なんと私の股の間にはいってきて、二匹が
私の左右の足を枕に寄り添ってじっと動か
ないのです。ここなら、カラスに襲われず
安心と思っているのでしょうか。

猫にもいろいろな性格があるものです。



名古屋城の「鹿」が死ぬ

2012-07-02 09:23:56 | 虚無僧日記
名古屋城の内堀に「鹿」が放し飼いにされていました。
かつては最大56頭もいたそうですが、6頭に減って
いました。

その鹿が、今年の2月、4頭 相次いで死にました。
原因は草を食べ尽くしての“餓死”らしいとのことです。

そして、先日「子鹿が生まれた」との朗報に喜んだ
ばかりですが、24日、その子鹿も死んだとのニュース。
原因は「カラスに襲われた」のではないかとのこと
でした。これで「メス鹿」2頭しか いなくなりました。

仔鹿をカラスが襲うとは信じがたいですが、ここに
証拠写真がありました。

名古屋城は現在、本丸御殿の復元や石垣の修復工事で、
鹿の住む環境もせばめられ、管理事務所としては
「これしか しかたがなかった」ですと。

奈良の鹿は増える一方ですが、堀の中という限られた
環境では、数が増えると餌となる草を食べ尽くし餓死。
飼料を与えると、それを狙ってカラスが来るという
自然界の厳しさを感じます。