「循環呼吸」というのは、管楽器で、吹きながら
同時に鼻から息を吸う。息継ぎをせずにエンドレス
で音が鳴り続けるという奏法です。
オーストラリアの原住民アボリジニの吹く木管楽器
ティドュリドゥがそうです。これにヒントを得て
今や 世界中の管楽器奏者が試みています。
モンゴルの横笛奏者で5分くらいの曲を息継ぎなしで
なめらかに吹いていたのを聞いたことがあります。
台湾の尺八家「文松唐」も、「循環呼吸」を解説して
います。
日本では、中村明一氏が、古典本曲を 息継ぎ無しで
吹いています。某音楽評論家は絶賛していますが、
多くの古典尺八愛好家は批判的です。「聞いていて
息が詰まる。気せわしい」と。古典本曲は「間」の
芸術だと 私も思うのですが。
「密息」とは、中村氏が言う「ポンプ式の圧力の
かかった吹き方」ではなく、「密やかな息」。
つまり「息継ぎがわからないような、なめらかな
奏法」という説に私も同感です。そのために
必要あれば「循環呼吸」を利用するというのが
ベストでしょう。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
同時に鼻から息を吸う。息継ぎをせずにエンドレス
で音が鳴り続けるという奏法です。
オーストラリアの原住民アボリジニの吹く木管楽器
ティドュリドゥがそうです。これにヒントを得て
今や 世界中の管楽器奏者が試みています。
モンゴルの横笛奏者で5分くらいの曲を息継ぎなしで
なめらかに吹いていたのを聞いたことがあります。
台湾の尺八家「文松唐」も、「循環呼吸」を解説して
います。
日本では、中村明一氏が、古典本曲を 息継ぎ無しで
吹いています。某音楽評論家は絶賛していますが、
多くの古典尺八愛好家は批判的です。「聞いていて
息が詰まる。気せわしい」と。古典本曲は「間」の
芸術だと 私も思うのですが。
「密息」とは、中村氏が言う「ポンプ式の圧力の
かかった吹き方」ではなく、「密やかな息」。
つまり「息継ぎがわからないような、なめらかな
奏法」という説に私も同感です。そのために
必要あれば「循環呼吸」を利用するというのが
ベストでしょう。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。