現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

年とったと嘆くな、なれない人もいるのだ

2021-01-29 00:37:40 | 心の問題

「A子さんが亡くなった」との知らせ。まさか!? なぜ!? 信じられないお思いで告別式に参列した。「密葬」ということで、身内の家族 十数人ばかりの寂しい葬儀だった。

まだ結婚して3年。結婚式に招かれたのはつい昨日のような気がする。遺影は結婚式の時の花嫁姿だった。両親の悲しみは尋常でなかった。出棺の時間が過ぎても、いつまでも棺にとりすがって泣き崩れるばかり。

お母さまの話では、「前日の夜、実家に来て、両親と一緒に食事をして別れた」という。その翌朝、布団の中で 眠ったまま起きなかった。

「そういえば・・・前日の 食事の時、遺言のような言葉をチラつかせていた。死を予感して、両親に別れを告げにきたのか?」ともささやかれる。

仕事と家との両立で過労死か。ストレスを抱えていたのか? さては自殺か? とも推測される。


長寿社会、超高齢化といえども、こうして若くして亡くなる人もいるのだ。こんな川柳があった。

年とったと 嘆くな後期高齢者、なれない人のことを思えば


逆転の発想「過去は変えられる」

2021-01-29 00:32:05 | 虚無僧日記

過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」とは

よく言われるが、「斉藤一人」さんは「過去は変えられる」という。

その発想が面白い。

 

「私の過去は暗かった。辛かった。いやなことばかり」と言っている人は

未来も変わらない。「暗い、辛い、恥ずかしい過去」と思っているのは自分の主観。 たとえば、

「寝小便をするので、修学旅行にも行けなかった。それで友達から“ね小便小僧” とあだ名され、つらかった。同窓会で皆に顔を合わすのも怖い」という人。 

「伊能忠敬はね、50歳から日本地図を描いたんだ。僕なんか子供の頃、毎晩“世界地図”を描いてたんだぜ」って、笑い飛ばしてしまえばいいんだ。

こうして、悲しい、暗い、辛い過去を明るく、楽しかった過去に変えていくんだ。それであなたの未来も変わる。

つまり、過去の評価は変えられるということ。

“謀反人”という悪い評価を植え付けられてきた明智光秀も今や時の人。あの時代の英雄。麒麟児だ。

 

私も「明暗箱」を掲げて、「暗を明に変えること」と 説いている。

「斉藤一人」さんの話は、正に、その実践だ。