ホームレス歌人 公田耕一さんの歌にジンとくる。
・鍵持たぬ生活に慣れ年を越す 今さら何を脱ぎ棄てたのか
私もつい数年前まで、もう盗られる物もない。怖いものもないと、
夏の夜などドアを開けっ放しにして寝ていた。でも最近は、物騒な
世の中、夜はしっかり鍵をかけるようになった。それだけ物が増え
たのだ。そして「いつ死んでもいい」と云いながら、命が惜しいと
思う自分の心を、突き刺された気持だ。
・水葬に物語などあるならば われの最期は水葬で良し
私もそう思っている。一休の尺八の友「一路」は、自ら食を断って
入水した。私も最後は木曽川に飛び込もうと。
でも発見されると、大変な迷惑がかかるそうだからできない。
せめて名古屋大学医学部に献体して、ホルマリンの水槽の中と
思ったが、先日ラジオで、「このところ身元不明の遺体が、
どんどん運ばれてくるので、間に合ってます。遺族のいる方のは
引き取れません」とのこと。
・パンのみで生きるにあらず 配給のパンのみにて一日生きる
私も、食パン1斤で1週間過ごした日があった。今日は区役所の
周りをホームレスの人たちが、長い行列を作っていた。弁当が
支給されたのだ。公田さんもあの一人かと、一人ひとりの顔を
見つめた。
・親不孝通りと言へど 親もなく親にもなれず ただ立ち尽くす
もうダメ。親がいるのに親孝行できない。子供がいるのに、親らしい
こと何ひとつできない私なのだ。明日は東京に行く。母に顔を見せる
のがせめてもの親孝行。親に顔向けできない顔なのだが。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

・鍵持たぬ生活に慣れ年を越す 今さら何を脱ぎ棄てたのか
私もつい数年前まで、もう盗られる物もない。怖いものもないと、
夏の夜などドアを開けっ放しにして寝ていた。でも最近は、物騒な
世の中、夜はしっかり鍵をかけるようになった。それだけ物が増え
たのだ。そして「いつ死んでもいい」と云いながら、命が惜しいと
思う自分の心を、突き刺された気持だ。
・水葬に物語などあるならば われの最期は水葬で良し
私もそう思っている。一休の尺八の友「一路」は、自ら食を断って
入水した。私も最後は木曽川に飛び込もうと。
でも発見されると、大変な迷惑がかかるそうだからできない。
せめて名古屋大学医学部に献体して、ホルマリンの水槽の中と
思ったが、先日ラジオで、「このところ身元不明の遺体が、
どんどん運ばれてくるので、間に合ってます。遺族のいる方のは
引き取れません」とのこと。
・パンのみで生きるにあらず 配給のパンのみにて一日生きる
私も、食パン1斤で1週間過ごした日があった。今日は区役所の
周りをホームレスの人たちが、長い行列を作っていた。弁当が
支給されたのだ。公田さんもあの一人かと、一人ひとりの顔を
見つめた。
・親不孝通りと言へど 親もなく親にもなれず ただ立ち尽くす
もうダメ。親がいるのに親孝行できない。子供がいるのに、親らしい
こと何ひとつできない私なのだ。明日は東京に行く。母に顔を見せる
のがせめてもの親孝行。親に顔向けできない顔なのだが。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。
