現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

虚無僧寺は風呂屋だった

2018-11-17 20:56:35 | 虚無僧って?

宇都宮城の前にあった虚無僧寺は、蒲生氏の時代、
風呂屋を経営していた。城内の侍も入りに来ていた。
しかし、本多上野介が入封すると「城前に胡乱(うろん)
なる虚無僧寺があるのは、けしからん」と、立ち退きを
命じられた。虚無僧寺が風呂屋を営んでいたという
例は、いくつかある。虚無僧寺は別名「風呂寺」とも
呼ばれていたのだ。

なるほど、尺八は「火吹き竹」を連想する。
虚無僧=乞食、風呂寺=浮浪児 なんか似ている。
一昔前まで、銭湯といえば、入口が唐破風(からはふ)
で寺院造りだったのも、虚無僧寺の名残りとか。



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