「伝統と格式を重んじ、土俵は神聖な場所だから
女人禁制」と、マスコミも信じて疑わないが、これも
「相撲は国技」同様、相撲協会の虚言なのだ。
30年ほどまえ、外国人記者のレポートを読んで驚いた。
江戸時代から明治の半ばまで、女相撲が興行として
行われていたのだ。
1991年、早坂暁原作で『女相撲』というテレビドラマも
あった。星野知子、ダンプ松本らが女力士を演じていた。
さすが、テレビでは、上半身シャツを着ていたが、本来は
女がマワシ1本で裸体をさらす。つまりストリップ同様、
エログロの見世物だった。
国技館が建てられた回向院は、江戸時代以来、女相撲が
行われていた所だ。明治になって廃絶の危機にさらされた
「角界」は、見世物興行から、地位向上を図るため、
「伝統的神事」であることを前面にかざし、いかがわしい
女相撲を切り捨てるべく、「女を土俵にあげない」という
仕来りを決めた。
つまり、相撲協会の虚言なのだ。男女平等、女性差別
撤廃の現代に、未だに女性知事も土俵に挙げないという
相撲協会。それこそ“やくざ”な体質ではないか。 その
“いかさま”に誰も異議を唱えないのが不思議でならない。
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