現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

ペリーと津波

2021-06-14 09:13:41 | 虚無僧日記

日本は、地震大国です。
南海トラフによる地震が、いつ起きてもおかしくない。


南海トラフが原因と思われる地震は、1946(昭和21)年に起きた「昭和南海地震」(マグニチュード8.0)。その前は、1854(嘉永7)年に「安政南海地震」(M8.4)というように、大きな地震が周期的に起きている。

私の母方の先祖「山室重明」が書き残した日記を紐解くと、地震、日の玉(彗星か)の記事が大変多い。

 

幕末と地震

1853(嘉永6)年にペリーが来航してからというもの、ほぼ毎年のように日本列島は地震に襲われました。

1854(嘉永7)年12月23日、「安政東海地震」(南海トラフ巨大地震)が発生し、地震による津波(4〜6メートル)で下田港は大打撃を受ける。流出家屋841軒、半壊30軒、無事だった家は4軒しかなかった。

1856(安政3)年、八戸沖地震(M7.5)。
北海道から三陸海岸で津波発生。盛岡藩、八戸藩、仙台藩で流死者。

1857(安政4)年、芸予地震(M7.0)。
松山藩、今治藩で数人の死者。

1858(安政5)年、飛越地震(M7.1)。
山崩れが各地で起き、302名死者。

1858(安政5)年、信濃大町地震(M6.0)。
大洪水が起き、溺死者140名。

江戸幕府崩壊の前触れかのように、幕末は巨大地震の連続。元号を「嘉永」から「安政」に改元しても、国内政治は安定するどころか、荒れ狂ったのです。

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コロナウイルスの次は 大地震、津波という予言が出回ってます。


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