この写真、何か変なものが写っています。お気づきですか?
前列向かって右端の女性の肩に「手」がぁぁぁぁぁ!
写っている目がぁぁ 怪しいぃぃぃぃ!
この写真、何か変なものが写っています。お気づきですか?
前列向かって右端の女性の肩に「手」がぁぁぁぁぁ!
写っている目がぁぁ 怪しいぃぃぃぃ!
これも10年前の2010年の記事です。
「ダイヤモンド・オンライン」の次の記事は、まさに私の焦りを代弁してくれている。
「これまで変わらないと信じていたものが崩れ去り、
予測もつかない新たな時代がやって来るかもしれない。
言い知れぬ不安を覚えて古き良き時代を懐かしむ一方、今の閉塞状況から抜け出すための「新たな何か」にも期待せずにいられない。激動の時代を生きる我々の心は、そんな二律背反の状態にある。
2010年の漢字は「暑」。異常気象、地球温暖化への懸念。
「流行語大賞」は「ゲゲゲの~」。戦争から高度成長期までを懐古的に見せて、朝ドラの人気を 奇跡的に回復した。
大河ドラマ『龍馬伝』は、維新の原動力となった幕末の志士たちを描いて、新しい時代の到来に期待感をもたらしてくれた。
2010年は、新旧の価値観が交差する『臨界点』であった」と。
私が このブログで 虚無僧という古いキャラクターで社会の変動を見つめようとするのも、新旧の鬩(せめ)ぎあいなのだ。
そして、あれから10年、変わらないと思っていたものが、すっかり変わってしまった。虚無僧も尺八も、もう歴史の彼方に消えてしまった。
足摺岬にて
「田宮虎彦」と「寺田寅彦」どうやら勘違いしていた私。
田宮 虎彦は 1911年~1988年 昭和初期の小説家。
寺田 寅彦は 1878年~1935年 物理学者で随筆家
二人とも高知県に関係ある。二人とも東京生まれだが 父親が高知県出身。
短編『足摺岬』は 田宮虎彦でした。書かれたのは戦後まもない昭和24年。
自殺願望の東大生が足摺岬に向かう。
「その時、私は自殺しようとしていた…何となく死にたかった…身体も弱かったし、金もなかった。大学を出たところで むなしい人生しか残されていないことが、既にのぞき見ていた世の中から私には はっきりわかっているように思えていた」。
敗戦の虚脱感からか? 私には 戦後の復興の槌音が響き、明るい未来が予言されていた時代と思われるが。
さて、死に場所を求めて、足摺岬までやって来た青年は、結局死ねず、宿に戻る。
そこで、持病が再発して寝込み、宿で出会った人々の看病を受けることに。
遍路の老人は、「生きることは辛いものじゃが、生きておる方が なんぼ よいことか」と諭す。宿の人たちは 青年が自殺志望であることを 見抜いていた。
宿の娘の八重さんも。くったくのない明るい性格の八重さんに 青年は心癒され自殺をやめ、東京に帰る。
三年後、八重さんは 男と結婚し、東京で暮らすようになる。八重の結婚は、幸せではなかった。路地奥の家に住んで、貧困の中、夫からうつされた胸の病で死ぬ。
「つややかな若さにみなぎりあふれていた陽灼けした肌」の、あの八重が死ぬのである。青年に自殺を思いとどまらせたあの八重さんには、幸せになる権利があるのではなかったのか・・・・」。それがこの小説のエンディング。
昭和29年『足摺岬』が映画化される。こちらは 新藤兼人によって脚色されかなり内容が異なる。青年も八重さんも東京で知り合う。八重さんは、弟が泥棒の嫌疑をかけられて、警察で拷問を受け自殺するという悲劇に見舞われ、故郷の足摺岬に帰っていく。青年も人生に絶望し、八重さんを追って足摺岬に向かう。という筋立て。
たぶん、この映画によってであろう。足摺岬は 自殺の名所として有名になり、自殺者が後を断たなかったそうな。
田宮虎彦が『足摺岬』で書いたことは 自殺を思いとどまる話だったのにである。
ついでに、田宮虎彦は 足摺岬には 行ったことがなかったとか。小説では 暗く重苦しい、恐怖の断崖絶壁だが、実際の 足摺岬は 南国の日差しと潮風に乗って実に明るい岬だった。
その田宮虎彦氏だが、 1998年、脳梗塞で倒れ、右半身不随になり、マンション11階から投身自殺する。享年77歳
随筆家として知られる寺田寅彦だが、1908年(明治41年)
「尺八の音響学的研究」で 理学博士号を取得している。
「尺八の音響学的特性」を実験的に解明しようとしたものだが、英文で書かれており、内容は あまり知られていない。
「寺田寅彦の学位論文の誤りについて」という論文もネットにアップされているが、数式ばかりで、私には 全くチンプンカンプン。
随筆『楽器の名称』では、
「長さが一尺八寸あるいは八分だから尺八だというというのは、いかにももっともらしいが、これには充分疑う余地がある。ある書に尺八を十二本作ったが 長さがいろいろあると書いてある。正倉院の尺八は一尺一寸以下八種ある」
と、昭和の初めに、すでに「1尺8寸だから尺八」という説に 異を唱えている。
唐書には「12律の尺八を作らせた」と云うのだから、「長短12本の尺八を作った」のであって、「1尺8寸だから尺八」という記述は無いのだ。
寺田寅彦が異論を唱えてから80年、「尺八の定説」も ちっとも変わらないとは、情けない。寺田寅彦の説の支持者は 私一人。
「天災は忘れた頃にやってくる」の名言は 寺田寅彦の言葉と云われているが
寺田寅彦がそのように明言した事実はないそうだ。
寺田寅彦は、明治11年(1878)生、昭和10年(1935)没。
享年58歳。寺田寅彦は「随筆家」として知られているが、実は物理学者でもある。
1908年(明治41年)理学博士号を取得した論文は、なんと「尺八の音響学的研究」で 英文で書かれている。
そして、大正12年(1923)45才の時、関東大震災に遭遇し、防災についての数々の論文を発表している。
「二十世紀の民衆の大多数は 紀元前一世紀の大多数と比較していくらも進歩していない。地震学者が口を酸(す)くして説くことに 人は耳をかそうとはしない」。
「文明が進めば進むほど 天然の暴威による災害が その激烈の度をなすという事実である。
文明が進むに従って 人間は次第に 自然を征服しようとする野心を生じた。そして、重力に逆らい、風圧水力に抗するようないろいろの造営物を作った。そうして あっぱれ 自然の暴威を封じ込めたつもりになっていると、どうかした拍子に 檻を破った猛獣の大群のように、自然があばれ出して 高楼を倒壊せしめ、堤防を崩壊させて 人命を危うくし 財産を滅ぼす。
その災禍を起こさせた元の起こりは、天然に反抗する人間の細工であるといっても不当ではないはずである。いやが上にも災害を大きくするように努力しているのは、誰あろう 文明人そのものなのである」
「もし自然の歴史が繰り返すとすれば、二十世紀の終わりか 二十一世紀の初めごろまでには もう一度 関東大地震が襲来するはずである。困った事には、そのころの東京市民は もう 大地震の事などはきれいに忘れてしまっていて、大地震が来た時の災害を助長するような あらゆる危険な施設を 累積していることであろう」(『銀座アルプス』)
昭和8年の記述であることに驚く。
いや、驚き、桃ノ木、山椒の木、ならぬ「大麻」。
「大麻」の「麻」は「アサ」のこと。
「麻薬取締法」の「麻薬の定義」の中には、大麻は入っていない。
「大麻」は「大麻取締法」という、麻薬取締法とは別の法律で規制されている。
それは、所持していれば逮捕で、吸引については罰せられないのだとか。
煙草と同じで、栽培と販売ルートを規制するための法律らしい。
その法律に違反したというだけで、他人に害を及ぼしたわけでもないのを犯罪とするのはいかがなものか、とのコメントもあった。
そもそも「麻薬」を定義づければ、依存症、やめると体に禁断症状が起こったり、体に異常な反応、そして薬物を求めて犯罪に至る。ところが「大麻」には、依存症も禁断症状もない。大麻によっての犯罪も無いとのこと。
マスコミが「大麻=麻薬」と決めつけて、ことさらに騒ぎ立てていることに、苦言を呈している人もいる。
大麻は古来、生活に密着したものであり、調布、麻布、多摩(麻)と 麻の栽培は各地で行われ、特産物となってきた。
四国を旅した時、鳴門市で「大麻市」というチラシを見て驚いた。大麻が販売されているのかと。
実は「大麻町」という地名で、そこの朝市の案内だった。
神道では、大麻は 罪・けがれをはらう神聖な植物であるとされてきた。
伊勢神宮のお札は「神宮大麻(おおぬさ)」という。
神道において大麻とは神様の印とされてきた。
大麻の繊維でできている大麻のお札を神棚に飾る。
大麻は害がないというだけではなく、有益な植物。医薬品としての価値、茎からは紙そして建材などが生産でき、種からは蛋白質・ビタミンなど有益な栄養素がとれる。さらに、燃料もとれる。CO2削減、温暖化対策にもなるから、大いに、村(町)をあげて、量産すべしという意見もあった。
高樹沙耶もその一人
逮捕された伊勢谷友介容疑者(C)日刊ゲンダイ
(
)大麻保持で逮捕された「伊勢谷友介」容疑者はことし7月に死去したファッションデザイナー山本寛斎さん(享年76)の異母弟。東京芸大在学中にファッションモデルとして芸能活動をはじめ、1999年公開の映画「ワンダフルライフ」(是枝裕和監督)でのスクリーンデビュー後、NHKのドラマ「白洲次郎」や大河ドラマ「龍馬伝」などに出演、映画では「あしたのジョー」「翔んで埼玉」で日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を受賞している。自ら映画製作もし、03年公開の主演作品「カクト」では監督・脚本も務めた。
スポーツ紙芸能デスクはこう言う。
「大麻についてある程度の知識があり『大麻で人生崩壊するのは難しいと思うけどな。それならお酒の方が簡単だ』といったコメントを発信したり、産業用大麻を食べつくそうというイベントを企画したこともあります」
以前から捜査関係者が内偵していたとされる。9月8日 家宅捜索を受け、個人としては大量の乾燥大麻20.3グラムや吸引器具が押収され 現行犯逮捕。
自宅は目黒区碑文谷。私の生家の近く。
大麻というと、ミュージシャンや芸能人にはつきもの?
吸引すれば テンションが高くなり、自己陶酔して、普通ではない天分が発揮できるとか。
世界では「大麻」は吸引を認められている国もあるとか。
オランダに行った時、ガイドから「ここ(アムステルダム)では 喫茶店は、煙草ではなく大麻を吸引するところ。コーヒーではなく大麻を勧めれるので、絶対に行かないように」と教えられた。
そして、帰国したら、税関で 土産ものの包装紙を全部破られ、厳しい検査を受けた。どうも芸能人に見られたらしい。