<水曜は雑誌の紹介>
以下の「週刊ダイヤモンド」は私が楽しく購読しているもので、今週読んで、良いなぁ・覚えておきたいなぁと思った記事を抜粋してみました。
お勧めな雑誌です。
<週刊ダイヤモンド(2007.10.13)>
購入はコチラ
(1)特集は「凄い技術」です。その中で、セルメディシン社の手術後のガンの再発・転移を防ぐ自家ワクチンによる免疫療法が凄いと思いました。P38。
手術で取り出したガン組織をホルマリン固定して完全に殺した後、その組織断片を微粉砕化して免疫刺激剤を混ぜ、特殊加工し、ワクチンをつくります。
そのワクチンを2週間に1度、計3回注射します。このワクチン接種により、体内の免疫細胞を活性、増殖させてガンの再発や転移を抑制する仕組みです。
微細な残存ガンの治療にも応用できるようです。
33施設の医療機関などにより、すでに600例以上の投与実績があり、肝臓ガンや脳腫瘍では、統計学的に一定の根拠があるというデータが得られているとのことです。
健康保険が使えませんが、価格は140万円~150万円前後とのことです。ガンの再発や転移を防ぐことができるのならば安いと思います。
(2)もう1つ凄いと思ったのは、マゴットセラピーというウジ虫を使って壊疽治療をするものです。P51。
糖尿病の合併症などで切断寸前にある重症の足の壊疽を治療します。
患部に放たれたウジ虫がタンパク質の分解分泌液を出し、腐った部分を溶かします。
さらに、ウジ虫はその溶けた組織を吸い取ってくれます。
分泌液中には、抗菌物質も存在するため、傷口がきれいに治り、肉が盛り上がるなどの組織再生効果もあり、切断を回避できるとのことです。
日本医科大学付属病院の臨床研究では、25例中22例に効果が確認され、実際に切断を免れたとのことです。
海外では約40カ国で実用化されていますが、日本では20施設にとどまり、健康保険は使えないようです。画期的な治療法だと思います。
<今日の独り言>
3歳6ヶ月の息子にぎっくり腰で腰が痛いと言うと、「ぎっくり腰ってこのくらいの大きさ?」と手を丸くして訊きます。どうも「ぎっくり腰」という悪い虫がいるのかと勘違いをしているようです^_^;)確かにそんな虫がいそうです^_^;)それにしても痛い・・・
以下の「週刊ダイヤモンド」は私が楽しく購読しているもので、今週読んで、良いなぁ・覚えておきたいなぁと思った記事を抜粋してみました。
お勧めな雑誌です。
<週刊ダイヤモンド(2007.10.13)>
![](http://www.fujisan.co.jp/images/products/5771_s.jpg)
(1)特集は「凄い技術」です。その中で、セルメディシン社の手術後のガンの再発・転移を防ぐ自家ワクチンによる免疫療法が凄いと思いました。P38。
手術で取り出したガン組織をホルマリン固定して完全に殺した後、その組織断片を微粉砕化して免疫刺激剤を混ぜ、特殊加工し、ワクチンをつくります。
そのワクチンを2週間に1度、計3回注射します。このワクチン接種により、体内の免疫細胞を活性、増殖させてガンの再発や転移を抑制する仕組みです。
微細な残存ガンの治療にも応用できるようです。
33施設の医療機関などにより、すでに600例以上の投与実績があり、肝臓ガンや脳腫瘍では、統計学的に一定の根拠があるというデータが得られているとのことです。
健康保険が使えませんが、価格は140万円~150万円前後とのことです。ガンの再発や転移を防ぐことができるのならば安いと思います。
(2)もう1つ凄いと思ったのは、マゴットセラピーというウジ虫を使って壊疽治療をするものです。P51。
糖尿病の合併症などで切断寸前にある重症の足の壊疽を治療します。
患部に放たれたウジ虫がタンパク質の分解分泌液を出し、腐った部分を溶かします。
さらに、ウジ虫はその溶けた組織を吸い取ってくれます。
分泌液中には、抗菌物質も存在するため、傷口がきれいに治り、肉が盛り上がるなどの組織再生効果もあり、切断を回避できるとのことです。
日本医科大学付属病院の臨床研究では、25例中22例に効果が確認され、実際に切断を免れたとのことです。
海外では約40カ国で実用化されていますが、日本では20施設にとどまり、健康保険は使えないようです。画期的な治療法だと思います。
<今日の独り言>
3歳6ヶ月の息子にぎっくり腰で腰が痛いと言うと、「ぎっくり腰ってこのくらいの大きさ?」と手を丸くして訊きます。どうも「ぎっくり腰」という悪い虫がいるのかと勘違いをしているようです^_^;)確かにそんな虫がいそうです^_^;)それにしても痛い・・・