知立神社から、
しばらく国道1号線を走って左折し、松並木を通って
かきつばたで有名な無量寿寺へ。
無量寿寺から8分の所に、
在原寺(ざいげんじ)というお寺がある。
読み方は違うが、
在原業平と同じ名前なので興味がわいて、行ってみた。
業平を弔う塔ができた時、
それを守る人の御堂として建てられたのだそうだ。
無量寿寺の鳥居から、まっすぐ歩いて最初の信号を右折。
この道を鎌倉街道というらしいが、この道沿いの左手にあった。
境内に、同じ山口県人で、
放浪の俳人と言われている
種田山頭火の句碑があったのにはビックリ
うれしい・・・・・・・
山頭火もここを訪れたことがあるらしい。
『むかし男 ありけりという 松が青く』
『はこべ花さく 旅のある日の すなほにも』
『枯れ草に かすかな風の ある旅で』
『雨ふる ふるさと はだしで歩く』
しか彼の句を覚えていませんが・・・・・
若い頃、山頭火の事を書いた本を買ったなと、
本箱を探したら出てきた。
その本をパラパラとめくると、S47.6.5天満屋にてと。
若~い 懐かし~い
岡山でまだ看護学生だった時に、
天満屋という百貨店で買ったようだ。
1972年2月 初版 これは同年の第3版
540円でした。今では、恐らくこの値段では買えないだろう。
もう一度、読んでみなくっちゃ
鎌倉街道をもう少し行くと、
歌川広重の浮世絵東海道五十三次にもでてくる根上り松がある。
帰りに、浄教寺の境内を通って近道をして、
無量寿寺の駐車場に戻る。
参道の切り株から
すご~い生命力
最後に、最近、あまり見なくなった‘二宮金次郎’さん
知立公園の片隅に、ひっそりとたたずんでいました。