夫が5日から仕事だったので、
この日休みの私はブラッと一人で奈良へ行ってきた。
20代の頃か、学生の頃か忘れたけど、
このそばを通って、
柳生街道を歩いて柳生の里へ行ったことがある。
この時初めて、仏像の「印」に興味を持って、
調べたのを思い出す。
新薬師寺の「新」は、
「霊験あらたかな」という意味らしい。
薬師寺のようなきらびやかさはないけれど・・・・
本堂
本堂内部
本尊は薬師如来(国宝)で、
十二神将(波夷羅をのぞいて国宝)が
その周りをとり囲っている。
光明皇后の勅願によって、
夫の聖武天皇の眼病を治そうと
793年頃(鳴くよ794年平安遷都って覚えたね)に
制作されたものらしい。
次に行った円成寺の阿弥陀如来像も
体型が似ていると思ったけど、
今までの仏像にない、顔も体もふっくら。
何だかどっしりして親しみのわく、
ユニークな仏像だけど・・・・・
痩せないかんと、わが身を振り返った
十二神将は、薬師如来の12の大願※に応じて、
それぞれが昼夜の12の時、12の月、
12の方角を守っている
「夜叉」(インド神話で森林に住む精霊)の
大将なのだそう。
ちなみに私、年女。
辰は国宝から除外された波夷羅。
化身前の本来の姿が文殊菩薩なのだそうだけど、
守り神の普賢菩薩と違うな。
それぞれ、どのようなことから決められたんだろう。
一緒だと覚えやすいのにね。
ご自分の干支の十二神将はこちらを
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%BA%8C%E7%A5%9E%E5%B0%86
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