龍は「九つの動物と似た部分を持つ」と。
ミズチ?・・・・調べてみたけど、
いまいちよく分からない。
実在の動物ではないよう。
目は兎?、可愛すぎで似ても似つかん。
鬼や達磨という説もあるようだ。
こっちの方がふさわしい。
龍の全身は「三停」といって、
首〜腕の付け根、腕の付け根〜腰、腰〜しっぽ
この三つの長さが同じなのだそう。
先に書いたことと合わせて、
龍の体を「三停九似」と表現するそう。
龍の絵を描く時、参考になるな。
ところで、龍の爪は3本かと思っていたら、
5本と4本もあるよう。
中国では昔、爪の数で身分を表し、
5本は皇帝、4本は貴族、
3本は下級官吏や庶民と決められていたそう。
日本では「天・地・海」の三界を意識した
3の数が縁起良しとされ、
3本が好まれたそう。
龍の爪にも注目だね。
怖そうな龍も仏教では釈迦に教化され
釈迦の従者として仏法を守護する
あの阿修羅と同じ八部衆の一人になっている。
ちなみに興福寺の八部衆は
この沙羯羅が龍の神に当たるそう。
泉涌寺の塔頭の雲龍院にあった
「龍と繋がる」という貼り紙で
初めて、龍のことをいろいろ知った。
龍を見る目が変わったなぁ。
余談
龍には81枚の鱗があって、
あご下には逆さに生えた鱗、逆鱗が1枚あり、
それに触れると、ひどく怒って触れた人を殺してしまうそう。
そこから「逆鱗に触れる」という言葉が生まれたのだそう。