喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

龍巡り5.妙心寺の八方睨みの龍

2024-01-09 | 龍巡り

龍安寺から南へ歩いて20分くらいの所に
妙心寺がある。



甲子園球場が8個ほど入る広さで、
敷地内に36ヶ寺、敷地外に10ヶ寺の塔頭寺院があり、

龍安寺もその一つ。
また、敷地内の道は生活道路になっていて、
自転車がよく行き交っていた。


ところで、敷地内には妙心寺と名のつく寺院はなく、
図の勅使門、山門、仏殿、法堂、大方丈、大庫裏、浴室の
七堂伽藍を指して妙心寺と呼ぶのだそう。


myoushinji_nanafushigi 07
法堂天井の雲龍図

狩野探幽により、8年の歳月を費やして描かれ、
どの角度からも目が合うことから、
別名、「八方睨みの龍」と言われている。

この法堂には作製年、文武天皇2年(698年)の
日本最古の梵鐘が保管されていて、
録音された音色を聞くこともできる。
ちなみにこの梵鐘、国宝に指定されている。



龍巡り、面白いなぁ。
普段は非公開といった文化財も多いので、
確認をして、巡る順番(アクセスも)もよく練って
出かけるに限るね。

この一年も仕事頑張って、
龍巡り、楽しむぞーっ。(*´з`)

※塔頭とは
 本山の住持(長)やそれに相当する高僧の
 隠居所、また、菩提寺とした寺院
 
 法堂とは
 禅宗寺院で用いられ、お経をとなえたり説法を行う建物
 他の宗派は講堂と呼ばれる

追記
妙心寺の三門の楼上には

三門楼上の観世音菩薩と十六羅漢

非公開だけど、観世音菩薩と十六羅漢が祀られ、
極彩色鮮やかに飛天や鳳凰、龍の図が柱や梁に描かれているそう。
6月18日の山門懺法会のときに、特別に拝観できるようだ。
JR嵯峨野線「花園」駅から徒歩8分、市バス26「妙心寺北門前」バス停から徒歩5分

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龍巡り4. 龍安寺の「雲龍図」襖絵

2024-01-09 | 龍巡り

泉涌寺から東福寺駅にもどって、京都駅へ。

ちょうどお昼時。お店も決めていなかったので、
時間も稼げるので、



駅弁買って、ホームの待合室で。
今まで京都、何度も来たけど、初めて。

しかし、美味しかった!

地下鉄烏丸線に乗り換えて、
今出川駅で下車し、相国寺へ。
法堂の鳴き龍をみるはずだったのに、
12日からの公開だった。(・_・;)

気を取り直して、バスで
次の目的の石庭で有名な龍安寺へ。


山門

何十年も前に一度来たことがある。
石庭の風景だけは鮮明に記憶に残っているけど、
他の景色は全く記憶に残ってなかった。


有名な「吾唯足知(われただたるをしる)」のつくばい

昨年の春、細川護熙氏が約3年かけて描いた
「雲龍図」襖絵40面が完成し、
32面第 2~8の龍が公開されている。
龍安寺 令和5年度 細川護熙筆「雲龍図」襖絵特別公開|【京都市公式】京都観光Navi (kyoto.travel)

















細川さん、14日で86歳だそう。
40面もの襖絵、すごい体力だなぁ。

それにしても、政界を引退されて、
「雨読耕晴」の生活をされていると、
何かで読んだことがある。

この細川さんの襖絵が
何百年と、後世に残るんだね・・・・・・すごい!

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