滝への道。
「ひろう」神社と読み、
熊野那智大社の別宮で、那智の滝自体が御神体なのだそう。
本殿、拝殿がなく、直接滝を拝み、滝の飛沫に触れることによって、
延命長寿の霊験があるとのこと。
日本三大名瀑の一つで、落差133mは日本一だそう。
http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/article/1142115072537568101/page_3#auto
銚子口の岩盤に切れ目があって、三筋に分かれて流れ落ちるところから、
「三筋の滝」ともよばれているそう。
毎年7月9日と12月27日には、古来からの神事にのっとって、
飛瀧神社の御神体としてこの滝を崇め、
「御滝注連縄張替行事」が行われるそう。
注連縄、どのようにして新しいのに張り替えるんだろう。
300円払えば
滝に一番近く、真正面で拝観できる観覧舞台まで行け、
延命長寿の水と伝えられる滝つぼの水を飲むこともできるそう。
残念ながら時間がなかったので、
ここから参拝。
勝浦に一泊して、
翌日は勝浦港の朝市で海鮮三昧に浸るのもいいな。
台風が近づいていて、バスで移動中に小雨が降ったり、
写真のような雨雲に覆われたり・・・・・
しかし、傘をさすこともなかった。
旅行するときは大概晴れる。雨が降ったとしても、車で移動中が多い。
私って女
○で囲ってある那智ねぼけ堂で、
胡麻豆腐の右横のお菓子の下に当たりくじがあって、
写真の「那智の鈴」のカステラをいただいた。
まぐろ釜飯のお昼を食べて。
那智勝浦港は延縄漁の生まぐろの水揚げ量が日本一なのだそう。
まぐろ釜飯、美味しかった。
食べ終わったら、歩いて、
俗界と霊界の境目の橋、振ヶ瀬橋。
夫婦杉。
樹齢800年の痛々しい楠木。
木に扉 どんな治療が施されているんだろう。
石畳、苔むし、濡れてて、滑る、滑る。
貸し杖があったので借りればよかったと。
結構、高齢者が多かったけど、
私より歩くの早い
息を切らして、大汗拭いながら、
途中、那智の滝が見えたけど、まだ半分
やっと、45分くらいかかって熊野古道を抜けて、
表参道の入り口へ。
写真は二つ目の熊野那智大社の鳥居。
熊野那智大社の右手に、第一番 那智山 青岸渡寺。
神武天皇が熊野で道に迷ったときに
大和へ道案内をしたとされる
三本足の八咫烏の印が。
熊野三山ではカラスは神の使いとされ、
八咫烏は熊野大神に仕える存在として信仰され、
熊野のシンボルともされているのだそう。
日本サッカー協会のシンボルマークにもなってるよね。
http://www.hongutaisha.jp/%E5%85%AB%E5%92%AB%E7%83%8F/
http://www.kumano-sanzan.jp/seigantoji/houmotsu.html
本尊:如意輪観世音菩薩
開基:裸形上人
宗派:天台宗
真言:おん ばらだ はん どめい うん
「普照殿」と書いてあって、
法華経の第二十五番目の観音経に出て来る、
「普明照世間」から取っていて
普く明るく世間を照らすという意味で
御朱印をいただいたということは、
観音様の子どもとして、
人の為、世の為に善いことをするという約束を
本尊に誓ったということだそう。
御朱印を収集のようにいただいてたけど・・・・・・
気持ちを改めねば
御詠歌と如意輪観世音菩薩を表す梵字。
三重塔と那智の滝。
なんだか心が伴わない巡礼だけど、
寺を巡っていくうちに、
自ずと心の変革がなされていくともいわれているらしい。
しかし、巡礼という行為は、一時的にせよ聖域への現世離脱的な行為。
さまざまな作法や決まりごとがあるのに、
かなり逸脱してる
まずはそこから、正さねばと。
そして、古来より巡礼は「祈り」が大切だといわれいるらしい。
丁寧にご本尊をお祈りすることが大切と。
どのようにご本尊を祈ればいいのかわからないけど、
毎回、開経偈や三帰、十善戒など、
また、般若心経、回向文でしめる仏前勤行をしている。
そのことかなぁ・・・・・・
まずはとにかく、無心にご本尊に向かって手を合わせよう。
西国三十三所が日本の巡礼の始まりだそう。
養老2年(718年)徳道という上人が62歳のときに、
病にて仮死状態になり、冥土で閻魔大王に会い、
「生前の悪い行いによって地獄へ送られるものが多いゆえ、
観音の霊場へ参ることにより功徳が得られるよう、
人々に観音菩薩の慈悲の心を説け」と告げられ、
これに従わなければ罰を受ける旨を記した誓紙と
三十三の宝印(朱印)を授かり現世に戻された。
そこで徳道上人は人々に観音信仰、
霊場へ参り、功徳を説いたが、
機が熟していないと感じ、閻魔大王から授かった宝印を
摂津国中山寺の石棺に納めた。
それから平安中頃、若くして退位し出家した花山法皇が、
仏眼・性空両上人のすすめによりこの宝印を掘り出し、
新たに西国三十三カ所霊場を定め巡礼を広めた。
平成30年(2018年)は養老2年から1300年になり、
今年の3月から平成32年にかけて
様々な催しが計画されているよう。
この三十三所の観音霊場を巡れば、
この世で犯したすべての罪業が消滅し、
極楽に往生できる。
これが「西国三十三所巡礼」の根底にある教えだそう。
で、私も西国三十三所を巡礼することにした。
日曜日、娘と豊田市美術館へ
を見に行った。
想定外の90分待ち
道路から混んでて、駐車場に入るまでも1時間近くかかった。
やっと会場に入れたと思ったら、
人、人、人、人、人・・・・・・の大混雑
ジブリの人気はすごい!
ジブリやると集客でき、もうかるなと
人混みをぬって、駆け足で見たので
感動に浸る間もなかった。
もう少しゆっくり、静かに見たかったなぁ。
しかし、ジブリはすごい!!