午前6時の気温は、プラス21度。雨の朝でござります。今朝は4時に目が覚めたら、BS1でやってましたね、サッカーワールドカップ!! ちょうど後半戦が始まるところでござった。
で、澤さんと川澄さんのゴール、観ましたです。魅せられましたです。偉いぞなでしこ!! とうとうワールドカップ決勝進出でござる。凄いねぇ。長身美人のスウェーデンだけど、技術やテクニック、ボール回しは、なでしこが数段格上でした、悪いけど。
ってことで、決勝戦が行われる月曜日は、早朝からニッポン国中、大騒ぎでござる。しかも今回は、アメリカを3対2で下して優勝しちゃうわけで、寝不足の朝となるのは間違いございません。いやはや、楽しみなことでございます。
で、きのう夕方までは、「歴史的エネルギー転換」を表明したカン総理の独壇場でござったけれど、一夜明けたら、なでしこ一色じゃ。それにしてもカンさんという方は、原発をも自己保身に利用しておるってことで、噴飯ものじゃ。
もっとも、決断そのものは遅きに失しておるけれど、正しいことにはなっておる。今週末に行われるであろう、各マスコミの世論調査で、カン政権への支持率がどの程度回復するのかしないのか、大注目でござります。
なにせ地に落ちた支持率回復の切り札として、持ち出したのが、「脱原発」、と受け取られかねない記者会見でござったわけで、どもこもならん。
今回の決断を、「リーダーシップ」と呼んでいいものかどうかわかりませぬが、総理としての資質、指導力には大いに疑問あり、だから困る。その一方、昨夜の報道ステーションでは、、東電社長が「電気は足りてる」と示唆する発言でこれまたびっくり。
なにせ、「関西に融通する」というんだもんなぁ。どうなってんだか、ニッポンの電力事情。とにもかくにもしっかりした発電能力、発電量に関する数字を明らかにしてもらわないことには、何がなんだか、わかりません。
「電気は足りない」のか、足りてるのか、たはたまた余っておるのか。はっきり数字を示してもらわんことにはどもこもならん。まさに国民不在の論議でござる。経産省は、黒塗りしてない明確なニッポンの電力の実態を、トットと明らかにせんかい、二千回と思いますです。
経産省の腐れ官僚の皆々さま、「知らしむべからず、依らしむべからず」などと国民を舐めくさっては困ります。しっかり数字を示して、ニッポンの進むべき道を明らかにすべきでじゃないのかね。
一方、もしカンさんも本気で「脱原発」を推進するならば、まずは経産省事務次官に、古賀茂明さんを大抜擢することだ。
これさえ、しっかりやれれば、脱原発も、官僚を使いこなすことも、可能になりまする。くどいようだけど、官僚さまは、人事権のある人だけしか見ておりません。海江田のタコは単なるお飾り。従うべきは事務次官と思っておる。
それを古賀茂明さんに置き換えたら、だれが任命権者で、だれが人事権を持っているのか、明々白々になる。脱原発へ向け、ニッポン国がほんとに動き出しまする。それができるか、カン総理!!