おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

東電の家宅捜索をなんでしない? 東京地検特捜部!!

2011年07月07日 | Weblog

 

朝から夏の日差しがジリジリ照りつけておりまする。昨夜はホンに寝苦しい夜でござった。こうなるとアイスノンを枕に、頭をひんやりさせて寝るのがおぢの夏のパターンでござる。おかげさんで昨夜も頭が冷えてそのうち、ぐっすり就寝いたしましたです。

風邪もどうやら治った様子でござる。で、一体全体どこで罹患したのか、よくよく考えてみました。そしたらわかりましたね。過日も書きましたけど、ハニーさんのお友達が3人、土曜日にやってきた。

で、一人は看護士さん、二人は肩こりが酷いとか。この3人のいずれかからハニーさんが風邪を貰って、おぢにもうつったってことでござる。免疫力の低いおぢ、都会のお方には会わないほうがよろしいかも。

さて、もう限界ではないか(中性子の影響で、格納容器が弱っておってパリンと割れる)といわれておる、玄海原発を巡って、九電がヤラセだそうな。県民の意見と称して、原発稼働に誘導させようと、関連会社の社員に「原発稼働に賛成」のEメールを送らせたそうな。

しかも足がつかないように「自宅のパソコンから」送るように指示しておる。なんだかなぁ。姑息だねぇ。だから、「原発は怪しい」と思いますです。どもこもならん。くどいようだけど、玄海原発はニッポンの西にある。

ひとたび事故となれば、偏西風に乗って、九州はもとより、四国、関西まで放射能まみれじゃ。やみくもに玄海原発再開を進める海江田大臣、許せんです。って思っておたら、政府は急きょ、原発の「ストレステスト」やると言い出した。

あっちいったり、こっちいったり、ダッチロール状態で方針の定まらない政府じゃのぉ。ま、玄海原発再稼働が遅れるのは、結果、いいことなのかもしれませぬが、やることなすこと、政権としての体をなしてませんです。

ところで、東電を巡って、ジャーナリストの上杉隆さんが疑問を呈しておる。曰く「なぜ東京地検特捜部は東京電力本店を家宅捜索しないのか」ってことでござる。http://diamond.jp/articles/-/12933

「3月の事故発生当初から、東京電力は、政府や新聞・テレビと一体となって、嘘をつき続けてきた。放射能は外部に漏れない、よって避難の必要はないという情報を提供したのは東電である」。おっしゃるとおりじゃ。

同氏はこうも書いておる。「焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、運営 会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)が、富山や福井など4県の全20店舗について、被害者の補償金などを確保するため、入札による一括売却を計画していることが23日、フーズ社の代理人弁護士への取材で分かった。この食中毒事件は徹底的に糾弾された。捜査当局は社長宅含め、家宅捜索を行い、マスコミは同社長を『極悪人』に仕立て上げ、連日報道、自宅まで詰め寄った。結果、会社は本日解散、来月からは被害者への賠償が始まる。一方で東電の原発事故はどうだろうか」

そう、えびすは潰れるけど、東電が潰れないのは変だろう。えびすの家宅捜索が行われ、東電はないのはどうしてだ? どっちが犯罪として酷いのか? 

東電フクシマ原発事故の被害者は、今後、何万人にも及ぶだろう。しかも被害はニッポンにとどまらない。そんな「大公害企業」の家宅捜索が行われないのは変だろう。それを指摘しないマスコミ、どうなっておるのか??? あれこれ見えてきますなぁ、この国の「夜と霧」…