午前7時の気温は、プラス15度。晴れて、無風、爽やかな朝でござる。しかも静かでござる。いいなぁニセコの朝は!!
昨夜は、過日録画しておいた原田芳雄さんのNHKドラマ「火の魚」を観ましたです。原作は、室生犀星。で、このドラマ、芸術祭賞やらモンテカルロ祭で賞を取ったりという、大変な傑作でござった。
久々に、しっかりしたドラマを鑑賞させていただきました。いいものはいいです。で、8月7日(日)NHKで、映画「父と暮せば」を放送するそうな。井上ひさし原作の舞台を映画化した傑作だそうな。
8月7日(日)夜10:00-11:48のNHK BSプレミアム、必見でござる!! それにしても、原田芳雄さん、いい俳優さんでござった。合掌。
さて、おぢは北欧の国々が好きでござる。三十代のころ、ノルウェーのトロムソという北極圏の街に一週間ほど滞在し、オーロラを見たりいたしましたです。その際は、オスロでムンクの「叫び」も鑑賞したり。
そん時は、スウェーデンにも寄ったのですけれど、ホテルでサウナにいたら、とんでもない美人が入ってきて、驚きましたです。しかも軍人さんで、それはもう美形でござった。暑さともっこりで、サウナから出られず困ったりもしました。若かったで~す!!
そんな、北欧で、大事件でござる。極右かなんかしらんけど、酷すぎますです。静かで穏やかな、大人の国と思っておったけどねぇ。反イスラムですか? 困ったもんでござる。
その北欧とは、対極にあるお子ちゃま国家、我がニッポン、ここんとこ円高傾向でござる。どもここならんこの国の通貨が高くなるって、なして?
通貨というのは、相対的なもの。こんな困った国の通貨が高くなるはずないと思うのが、ニッポン人の常識だけど、世界情勢からみりゃ、ニッポン経済は健全だ? ということらしい。
つまりニッポンは政治も経済もどもこもならんけど、「アメリカやヨーロッパに比べりゃ、まだまし」。と、世界各国の皆々さまが、思っておる。いやはや。
ってことで、円がジャンジャン買われておる。ヨーロッパでは、ギリシャに端を発した通貨危機が、スペイン、イタリアなどを巻き込んでおる。欧州のあちこちの銀行もきな臭い。
一方、アメリカも、おバカな国民性ゆえしょうがないけど、財政危機で、ただでも少ない社会保障費やらを削ろうという話じゃ。しかもニッポンや中国がごっちゃり買っておる米国債が、怪しいことになってきておる。
それに比べりゃ、ってことで「円買い」なのだ。危機管理も、安全管理もロクにできないお子ちゃま国家の通貨が高いって、なんか変。
ま、おぢは長期的には、とんでもない円安になると見込んでおけれど、目先、この円高傾向に歯止めのかかる気配はござりません。
単純に海外旅行には好都合だし、輸入品もお安くなるわけで、庶民にとってはありがたい円高だけど、こんなもんニッポンの現状をよくよく見てみれば、理解不能じゃ。
まともな政権でもできればわかりませぬが、ニッポン国は、この大震災をきっかけに凋落していくと思いますです。目先の円高に右往左往してはいけませぬ、長期的にはチョー円安と思うけど、どうだぁ?