午前9時の気温は、プラス20度。朝から窓を開け放っておりまする。いい風が入ります。空はどんより曇り空ですけど、爽やかでござる。夏ですなぁ~
きのうは一日パソコンに向かっておりました。多少忙しいのではありますが、苦になりませぬ。適度な仕事は、緊張感を保つにはたいそうよろしいことになっておる。
ご同輩の皆さまもそろそろ定年でござろうか。新しいことにチャレンジするもよし、これまで培ったノウハウを生かすもよし。なにか社会のお役に立つことを考えてみるのが、よろしいかと思いますです。
さて、先ほどのTV朝日「モーニングバード」によると、福島県の子どもたちの尿から、セシウムが検出されたそうな。市民団体の調査だそうだ。つまり、一番恐れていた「体内被曝」が子どもたちを襲っておるということでござる。
これで、20年後、30年後に、大量の甲状腺ガンなどなど、福島県に住む被爆者の皆さんは、大変な事態を迎えまする。それもこれも、カンを筆頭とする政府の責任でござる。
何度も書きましたけど、チェルノブイリでは、とにもかくにも、子どもたちを避難させておる。わがニッポン国では、未来を担う子どもたちは、原発事故の被災地に放置されたままでござった。
7月9日号の週刊現代、「ニューヨークタイムズ東京支局長に聞く」にはこうある。「たとえば原発事故発生直後から、なぜSPEEDI(大気中の放射性物質の濃度や分布を予測するシステム)を使わなかったのか。実はこれは大きな疑問でしたが、総理は3月16日までその存在を知らなかった。それだけでも愕然としましたが、文科省の官僚がなぜ菅総理にその存在を伝えなかったかと聞けば、『官邸側の指示がなかった』。官僚に信頼されない総理も、官邸を軽視する官僚もどちらにも問題があるでしょう」
ということでござる。この国は、アメリカのジャーナリストから見れば、単に「クレージー」ってことでござる。国家存亡の危機ともいえるこの大事故だというのに、この国はというと、なにもかにも立ち行かない事態なのでござる。
子どもたちの体内からセシウムが見つかったというのに、もう限界といわれておる玄海原発を当該知事は動かすという。過日も書いたけど、沸騰水型の原子炉は、本体が中性子線で傷んでおるそうな。
水で冷やすことで、パリンと割れる危険があるというではないの。なにが「安全」かねぇ。ことここに至っても、原発が安全だとは笑止千万。西の端にある玄海原発が事故ったら、大阪までがアジャパーだぜぇ。
体内被曝の事態について、カン総理と枝野官房長官は、福島県の子どもたちにどう詫びるつもりでしょうか。ガンと奇形児が続々と生まれる30年後は、「俺は生きてないからいい」のかね? 恥を知れ!! と思うけど、どうよ?