ニセコは、昨夜から延々と土砂降りの雨でござった。現在午前6時、先ほどから少し小降りにはなりましたけど、ずーっとバケツをひっくり返したような降りで、暑くて寝苦しいわ、屋根に激しく打ち付ける雨音でうるさいわで、どないもこないもなりませなんだ。
それでも深夜からつい先ほどまで、ジャブジャブの汗まみれでしたけど、よく寝たようでござる。なんだかんだで、よく寝るあたりは、いい歳こいて、お子ちゃまと一緒のおぢでござる。
それにしても、体調はいいし、元気だし、よく眠れるし。60歳を過ぎたじーさん、こんな元気で委員会? と思う真夏の朝でござります。
昨夜は、NHKスペシャル「徹底討論どうする原発」観ましたです。結論からいえば、吉永みち子さんご指摘の通り。まずはニッポン国が、国のエネルギー政策をどう進めるのか、そこがはっきりしないという大問題がある。
つまりは、脱原発なのか、このまま原発続けるのかってこと。おおもとが定まってないのがこの国の大問題じゃ。それと並んで、経産省が原発に関して、ちゃんとした資料を公開していないということ。
順番からいえば、コストが安いといわれておった原発が、実際どうなのか、しっかりした資料を持っておる経産省が明らかにしない点がそもそもの大問題。TV朝日の玉川ディレクターの取材では、どうやら「原発はコストが安い」というのが大ウソらしいということは、わかりましたです。
なにせ、自民党の河野太郎さんが経産省に「原発のコストにかかわる資料を出せ!!」と言っても、いまどき黒塗りでなにがなんだか分からん資料しか出てこないという不思議な国でござる。
役人が進める政策は、国民の税金を基にしているのです。それが国会議員に対してさえ、資料は黒塗りというから、わけわからん。いつからこの国は、官僚が支配する国家になったのか。
あっ!! それは自民党政権時代から延々と続いておることでござったね。いまさらか… 民主党の政治主導にも期待したけど、海江田のドアホウ見てたら、単に「官僚の手足となって働くだけの大臣」だもなぁ。「恥を知れ!!」と申しておきましょう。
いずれにせよ、原発を巡っては、一体全体いくらコストがかかっておるのか、まことに不透明。しっかり資料を公開し、それを基に、ニッポン国の将来のあるべき姿を指し示すべきでござろう。
ここは、「国民投票法」を整備して、国民投票して、ちゃんと決めるべきことのような気がしまする。自分のケツの始末もできない原発エネルギーを使い放題し、いまを生きてて委員会? 子孫に原発のごみ処理をお任せにして、委員会。原発はトイレのないマンションですぞ!!
言い方を変えれば、原子力発電は、放射性廃棄物の処理が、世界レベルで定まってない暴走列車じゃ。原発に依存して、電気使い放題で、原発のごみ放置して、この国の子孫に顔向けできるかぁ? ここは、やっぱ死をも恐れぬ「老人決死隊」の出番のような気もします…