午前6時の気温はプラス2度。
もうとっくに消えておるはずの街灯は点いたまま、暗い朝でござる。
昨夜からザーザー降りの雨。強風吹きつけ、雨は横殴りだ。
雪解けも急速に進むのでしょう。
もうこの先雪が降っても、積もったままっていう話にはならんだろね。
さて、
田中秀征さんが「安倍首相は沖縄知事いじめを止めるべきだ」と書いておる。
まことにごもっともでござる。
沖縄県民に選挙で選ばれた正当な知事に、官房長官も総理も一度も面会しないという異常事態が続いておる。
加えて普天間基地の辺野古移設を巡る構造も大きく変化したという。
田中さんは「沖縄県VS米国・日本政府連合」の綱引きだと指摘。
そんなおりに奇妙な事件が起きておる。
「辺野古への移設に反対する運動のリーダー2人が米軍に身柄を拘束されたというのである。その後2人は日本側に引き渡され、逮捕・送検されるに至った」という。
しかも「2人はキャンプ・シュワブのゲート前で敷地内にわずか踏み込んだだけだと報道されている。しかも他の人たちが敷地内に入るのを制止して『引け』と叫んでいたという」のです。
これに抗議しない日本政府もおかしいが、さらに日本で逮捕・送検というから話はもっとややこしい。
田中秀征さんは、1996年当時に橋本龍太郎総理がこう述べたと書いておる。
「沖縄の人たちには、戦中、戦後を通じてわれわれのために大変な苦難を担ってもらった。だから、沖縄のためになることなら、何でもできることをやるのは当然だ」。
同じ自民党政権というのに、こうも違うってどうよ???
田中さんは「今は政府が沖縄をいじめているような感じがする」というけど、現状はさらに進んでおるような気もします。
翁長知事は当選後、すでに6回上京したが、首相、官房長官、外相、防衛相はまるきり面会に応じていない。
一方、翁長さんからは政権批判の声は聞こえないという。
大人の翁長知事に対して、まことに大人げないのが安倍政権だ。
こうなったのは、民主党政権があまりにアホバカだったため。
その反動でできた安倍政権だけど、この国の将来にとっては危ういことばかりをジャンジャン進めておる感じじゃ。
経済は大事ですから、そこに力を入れるのはまことに結構。
くただし、どいようですが「第3の矢」はいつまでたっても、出てきませんけどね。
だけれど、安倍坊ちゃんの目指すところは、豊かなニッポン国ではなく「戦争できるニッポン国」だから困る。
こんな政権は長続きさせてはいけませんです。
トットと引導を渡さないことには、この先ニッポンも危うくなるし、沖縄県も救われません。
何ともいえぬ「嫌な感じ」が、この国を覆いはじめておると感じるのは、おぢだけとは思えませんけどね!!