寝坊いたしました。
午前7時の気温はプラス22度。
部屋の湿度も70%超あって、蒸し蒸しいたします。
忘れておりましたが、今夜からアイスノンで就寝です!!
夏ですなぁ~
本来の北海道なら、日中30度前後のこの暑さも、8月の10日ごろまで。
お盆に入るとスーッと涼しくなるのですが、今年はどうだろか???
さて、
安保法案の審議が、いよいよ参議院でも始まりました。
NHKラジオで論議を聞いておったら、安倍総理は徴兵制について「憲法18条に何人もその意に反する苦役に服させられないとあるので、徴兵制はありえない」とのたまった。
徴兵制については過日も書きましたけど、これは大事なことなので何遍でも書ちゃいます。
自民党の石破茂幹事長は2010年の国会でこう述べておるのです。
「国を守るのは苦役ではないので、徴兵制は違憲ではない」。
こういう解釈が簡単にできちゃう。
9条の解釈を一内閣が簡単に変更できるなら、18条の解釈変更など「もっと簡単だ」って話なのだ。
なんとも気持ちが悪い。
そんな中、大学の憲法研究者が28日、参院議員会館で記者会見したそうな。
204人の憲法学者が連名で、「安保関連法案の強行採決に抗議するとともに、そのすみやかな廃案を求める憲法研究者の声明」を発表した。
声明の全文は下記に。
http://www.asahi.com/articles/ASH7X5RT2H7XUTIL04N.html
この会見で東海大学の永山茂樹教授は、礒崎陽輔首相補佐官が安保法案に絡んで「法的安定性は関係ない」と発言したことについて以下のように述べておる。
「法的安定性の軽視とは、憲法だけでなく法秩序自体や法に基づく統治のあり方を軽視することだ。立憲主義の否定や憲法への無理解といった姿勢が象徴的に表れた発言だ」と手厳しく批判をしておる。
憲法をないがしろにするのでは「国の秩序」も何もあったものではない。
だから今回の動きは安倍内閣による「クーデター」という意見も否定できませんです。
安保法案賛成派の皆さんは「国際法では集団的自衛権は認められる」とか申しますが、日本国憲法ではこれを否定してきたわけ。
だから、ことこの問題に関しては「世界の常識はニッポンの非常識」でよいのです。
もし世界の常識に合わせたいのなら、粛々と憲法改正の手続きをすればよい。
どなたかが申しておりましたが、今回の法案はまさに「裏口入学」。
こんな法案に、平和の党を標榜してきた公明党が賛成でいいのか。
公明党、自民党にとんでもない弱みでも握られたのかしらん?
支持者も離れてきておるというし、この政党、なにが目的で存在するのか、さっぱり不明のきょうこの頃でござる。